住宅アーキテクト

中西義照のブログ

防露性能を考える 断熱化が結露を防ぐわけではない

「断熱化が結露を防ぐわけではない」というサブタイトルが気になって

住宅医のスキルアップ講座(オンライン)に参加しました。

 

住宅医とは?

 

ボクも10年ほど前のスクール卒業生で住宅医ですので

10年前ほど前から壁、屋根、床の仕様部材、構成材料による結露計算を行い安全性を確かめて設計してきました。

 

ですが、ここ最近の温暖化、湿度の高い日が長く続く、冷暖房期の間欠運転から常時運転へ等々

気候変動や住まい方も徐々に変わってきているので最新の情報へとアップデートです。

 

 

自分の設計と照らし合わす形で備忘録として残します。

 

【断熱性能が良くなると内外温度差が大きくなり結露リスクが高まる】

 

物理的に考えるとその通り。

 

サッシは樹脂サッシ、LOW-E複層又はトリプルガラス

こちらは標準仕様。

商品性能が高まりスタンダード化して価格も手ごろ。

 

見えない水蒸気量がイメージ出来る事。

移流と透湿。

結露防ぐ二原則

1:空気を冷やさない

2:水蒸気量を少なくする

シートでイメージする。

 

4つの結露対策を意識  

冬型表面、冬型内部、夏型表面、夏型内部」

夏型表面、内部結露と小屋裏冷房常時運転時の問題(再検討)

夏型は非定常計算方法で見る必要あり

 

防露計算の目的の一つにリフォーム時の素材を残すかどうかの判断  

土壁残した状態で結露しない構成をシミュレーション

 

住まい方アドバイスと実践する工夫が重要 

相対湿度上限60%、過剰な湿気は出さない(開放型採暖使わない)

換気の促進(水蒸気発生室の局所換気)

空気の流通をよくする

室温を適温に保つ(温めすぎない、冷やしすぎない)

 

 

【気になる夏場の内部結露】

 

梅雨時の長雨、台風時の降雨量の増加で湿度の高い時期が長く続く。

夏場のエアコンは帰宅時にON、朝外出時にOFFというリズムから一日を通してONという家庭が増えている。

 

特に小屋裏エアコンで設定温度を低くすると小屋裏に面する屋根、壁内部結露のリスクが高まるとの情報に気を付ける。

 

小屋裏エアコンの設計はしていませんが、行う場合は設定温度を高くし、断熱材が調質効果のあるもの、室内側の防湿シート調質型に変える事は必須となりそう。

 

気候変動や生活スタイルの変化等も見込んで今後の仕様を決めていく必要がありそう。

 

 

非常に勉強になった内容でした。

ありがとうございました。

 

 

断熱、気密、結露、省エネ等の各種計算

シミュレーションを基に設計をする性能デザインをしています。

 

家の基本性能は数値化することができます。
性能値を確認することで、見に見えない部分の家の居心地が見えてくることになります。

 

そして、太陽の熱や光、風や気候などの自然エネルギーを建築的にコントロールして、温熱環境を整えようとする設計の方法(パッシブデザイン)を取り入れています。

 

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