
氣を読む建築 第三回【 柔と剛:構造と余白の間にあるもの】
|境界を、しならせるということ この世界は、線引きによって理解されます。 内と外、私とあなた、強さと弱さ、動と静。 けれど、合氣道を稽古していると、次第に気づいてきます。 本当に力が発揮されるのは、「その境界がゆらいだ瞬 […]

氣を読む建築 第二回【力をぶつけずに受け入れる共創のプロセス】
合氣道の思想の一つ。 【宇宙の真象を眺め、己に取り入れよ】 これは、合氣道開祖による魂の学びとしての言葉です。 「合氣道は魂の学びである、魂魄(こんぱく)阿吽の呼吸である。また、合氣道は宇宙の営みの御姿、御振舞いの万有万 […]

氣を読む建築 第一回【設計は「合氣」からはじまる】
合氣道の開祖・植芝盛平翁は、次のような道歌を残しています。 「合氣にて よろず力を 働かし 美しき世と 安く和すべし」 この歌には、合氣の思想の根幹が表されています。つまり、合氣によって万物に働きかけ、調和のとれた美しい […]

氣を読む建築 序
【氣のかたち──FORMAの設計思想について】建築とは、「かたち」をつくる行為です。けれど本当に大切なのは、目に見えるかたちではなく、「なぜそのかたちになったのか」という見えない関係性なのではないか──そんな思いから、F […]