いつか合気道の道場を設計したい
建築家のブログ

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-2016.10.17-

2016輝きフォーラム

シリーズ4 「こうしてみようが生まれる場所(とき)」
に参加してきました。

kagayaki-forum

前3回は行われていたことを知らなくて聞き逃しましたがゲストは数人の知人が出ていたみたい、今回のゲストは山崎亮氏という事で間際に申込みました。

お題は
これからの「こんなまちに住みたい」を導きだす
オープンミーティングです。
あなたの「こうだったら」を「こうしてみよう」に変換していきます。
「こうしてみよう」が生まれたら、住みたいまちはきっとつくれる。

というもの。

モデレーターの進行の後、ゲストの事例を交えた自己紹介。
そして本題へ。

顔見知りも知らない方たちもいる中で意見を言うのは正直苦手なのですが、導入部からゲストの導きで知らない方とも打ち解け素直に話せる雰囲気となりました。
30数名の他の参加者も同じように談笑しながら意見が出てきて、テーブル毎にまとめが出来、最後には発表まで、1時間くらいの間に参加者の心をつかみまさに「こうだったら」から「こうしてみよう」の元になるものが抽出され。参加者のやる気がぐんっ!とアップするような時間を過ごせました。

私は家を設計していますが、家は個人のものでもありながら、集合体が町となる以上一つ一つの家というものが街へ及ぼす影響は非常に大きいと考えてきました。
家を設計する事は内部をどう設計するかということだけではなく、街とどうつながるかという視点も非常に大事だと思います。

昔の町家には、ばったり床几(しょうぎ)や庇のある土間、通り庭や縁先などをつうじて時と場合により多様な人とのつながりが出来るように考えられていました。

敷地の少しの余白に木を植え傍らにベンチをつくる事で人とつながるきっかけができる事もあります。

そのようなことを大切にした仕事をしていきたいなと思いを新たにした次第です。

亀岡でも色々な活動をされている方がたくさんおられるという事がわかりました。
これからの亀岡も楽しみですね!