住宅アーキテクト

中西義照のブログ

温熱改修。びおソーラー設置

10年前に築10年の家を購入されたOさん。

既存住宅調査をご依頼頂き取り組む方向性が明確になり、今回の工事が始まりました。

_

これまでの経過はこちら ↓

住宅医 住宅調査診断

_

取り組む事は、外部のメンテナンスと内部は暮らし方に合わせた温熱環境の改善。

(屋根、断熱補強に合わせて空気集熱ソーラー「びおソーラー」を取り入れ、冬の暖たたかさの助けにしようというもの。)

_

これまで冬場は寒くて一階を使わないとおっしゃっていたOさん夫婦。

冬使わないという事は物置場となり長い間有効に使われていなかった模様。

温熱環境を改善する事で使い方がどのように変わるかが楽しみです。

_

前回までのお話はこちらから。

住まい方アドバイスから温熱環境を改善する。

 

*******************************************************************

 

びおソーラー発注から2週間。 届きました!納品です!

 

納期がかかるので、それを見越した工期を立てる必要があります。

今回は調査が出来ない部分について解体後にびおソーラーが使えるかの最終判断をしました。

もしもの時を考えて確認後の発注となったのでタイムラグが生じてしまい間が空いてしましました。

 

取付は板金、電気、大工の三業種。半日ほどで取付られました。

今回は床置き式のファンです。

試運転してみると風量も結構あり、風温も手をかざして温かいと感じました。

これからコンクリートに蓄熱が貯まるまで暫く日数がかかります。

設置後、間もなくは、吹き出し口を全開にしておくと暖かい空気がコンクリートを通り過ぎるスピードが速くなるので蓄熱しにくくなります。(熱が貯まっているとよいのですが)

なので吹き出し口のスリットは絞り気味にして蓄熱を促進するようにしました。

出口として、洗面所のみ少し開いておきました。

少しでも洗面所が暖かくなればという思いも込めて。

 

びおソーラーは、秋の肌寒く感じるころから徐々に蓄熱をさせて、熱を貯めて行きます。

そして、暖めた空気を長持ちさせるために断熱材を補強、気流止を設置、内窓を入れて断熱の強化をしました。

 

外壁側の隣地空きが少なかったので外壁面の断熱強化が出来なかったのが残念ですが、既存断熱材の空気層が上下筒抜け状態だったので、床下と、小屋裏部分に気流止めを取り付け、空気の流れを止める事で現状の性能を取り戻す事が出来ました。

 

せっかく暖めた空気が有効に働くようにしています。