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-2024.7.7-
【PCの倫理】
第四回講義の備忘録
倫理とは人間が自らの自由を実践するために、自らの過剰な欲求を統御し、正しく身を処すために、自らに課す行動基準と定義されます。
自らの欲望のみに従い行動すれば、それは、多くの場合、他の人の自由の束縛や権利の侵害となり、社会的な制御を受け、自らの自由を失うことになります。
他の人々、ひいては社会全体や自然そのものが望むことは何であるかを知り、それを実現するために自分が何をすることができるのかと考え、それを自らの望むこととすれば、その望みは他からの干渉や制御を受けることなく、実現されることでしょう。それこそが自由を実践することになります。
パーマカルチャーはこのような自由のための倫理を以下の4つに要約し、デザインや実践の基準とすることを求めています。
・地球に対する配慮
・人に対する配慮
・自己に対する配慮
・余剰物の共有
「※PCCJ 倫理と原則 引用」
-自由と倫理の関係
パーマカルチャー倫理:自分の中から生まれる行動基準
パーマカルチャー原則:自然の側からの原理
パーマカルチャーの倫理についての講義メモをAIが以下のようにまとめてくれました
1. 倫理の本質と自由
・倫理とは、自由を実践するために自らに課す行動基準です。
・パーマカルチャー倫理は自分の中から生まれる行動基準であり、原則は自然からの原理として位置づけられています。
2. 人間の過剰性と倫理の役割
・人間は過剰な存在であり、その過剰性は以下の2つの方向に向かいます:
理解の深化による文化の創造
欲望の解放による破壊的な文明
・倫理の役割は、この人間の過剰性を創造的な方向へ導くことです。
3. 成長と学びのプロセス
人の成長段階は以下のように整理されています:
・0-7歳:自然から学ぶ
・7-15歳:事物から学ぶ
・15-20歳:概念を学ぶ
・大人:コミュニティへの参加と文化の生成
4. 理想的な人間像
・「百一姓」の概念:
・自分の命を保つために必要なことは全て自分で賄える能力(百姓)
・個人固有の特性を持つこと(一姓)
PCの倫理と環境への配慮
地球への配慮について
地球が望むのは、より豊かな生命の育成です。
これには生態系の理解が重要で、食物連鎖による栄養分と行動エネルギーの循環1、そして生態系の立体的遷移による空間の有効活用が含まれます。
余剰物の共有(Share your best)
自然の恵みを共有し、豊かな資源と知恵を生み出していくことが重要です。
各個人の存在価値を明確にし、互いの尊厳に基づいた経済システムの構築につながります。
個人が望むことを行うことが社会貢献となり、人と自然が最善を分かち合うことを意味します。
人間の役割
人は生産者、消費者、分解者としてすべての過程に関わることができ、そこに一姓が現れます。
自分の持っている一姓を育て上げる つまり探求し続ける事が存在価値が明確になる事につながり地球への配慮へつながるのではないか。
