個人設計事務所を夫婦でしているわたしたち独自の家づくりを、お客さまにどう伝えればいいのだろうといつも考えますが、なかなかピッタリしっくりくる言葉が見つからなくてもどかしいなぁと思います。
よく使われる言葉の中から近い言葉を選んで使うのですが、それはそれで悪くはなくてもまあまあだったりして。文芸作家さんのように情景が目の前に思い浮かんでくるような巧みな言葉使いができればいいけど、そんな語彙力もないしなぁ。使える言葉で熱く語る!かな。
人へ伝える、伝わるということはなかなか簡単ではないと感じますが、とてもしっくりくる言葉に出会いました。
京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。
『氣』の流れる家
2000年に独立してからずっと住宅の設計をしてきたわけですが、私たちのイメージする居心地の良さを、バランスをとりながらカタチにしてきたと思います。
建築の中では住宅という1つの枠ではありますが、いろいろなお客さまがいらっしゃいますし、家族構成や暮らし方、趣味、嗜好、予算ももちろん違いますので、同じものは一つとしてありません。異なる条件で、いつも変わらず設計の軸にしているのは、居心地のいい家を作ろうと思っていることです。
それじゃあ、居心地のいい家ってどんな家なんだろうと自問自答したところ、私たちがお客さまに提供したいと思っているのは、「居心地」という言葉だけでは何か表現できないような気がずっとしていました。それが、ふとしたきっかけで『氣』という言葉に出会いました。
『氣』というのはエネルギーで、氣が流れるというのは、エネルギーが滞ることなく流れるということです。私たちが大事にしたいと思っていること、例えば、自然素材を使う、太陽や自然のエネルギーを利用する、家の手入れをする、草木を植える、家中を使い切る、フレキシブルに使う、暮らしを楽しむ、人とつながり集う。これらのことは、人が五感で感じ、心で感じる気持ちよさへとつながっていると思います。
そうか、私たちはいい氣(エネルギー)の流れる家を作ろうとやってきたんだと気が付きました。私たちが設計の軸にしている居心地の良さは、いい『氣』の流れる家のようです。
【暮らしはずっと続くし、家はずっと家族や暮らしを支えて、楽しみややすらぎや生きることの基地になる】
どんな家でどんな暮らしをするかで、人生の過ごし方や楽しみは変わるなぁと感じています。これから、家を建てよう、リノベーションしよう、そう思う方たちへ、私たちは、円満な家、楽しみのある家を考え、作る、応援をしたいと思っています。
建築士、設計事務所ってかたい人のようなイメージがあるかもしれませんが、全くそんなことはありませんので、安心して下さいね。
喜んでご相談承ります(^^)/
京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。
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