住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2022.1.13-

家の中で増え続けるもの

先日、本屋さんへいきました。

店内をチラチラとみながら一周していると

断捨離、片付け、整理、平積みにされた片付け関連の本がズラッと並んでいました。

今、どんなことに人の関心、興味が向かっているか本屋さんへいくとよくわかりますね。

京都の建築設計事務所 FORMAフォルマ 住まい方アドバイザー 中西千恵です。


家の中をグルッと見回してみると、いったいどれくらいの種類の物があるのでしょうね。

大きく家の中の物を分けてみてみると。

家族で使うものと家族それぞれ(個人)で使うものに分けることができます。

そして、それぞれに消耗品と耐久品がありますね。

例えば、

1)家族で使う消耗品

食品、洗剤、薬、ティッシュペーパーetc

2)家族で使う耐久品

ダイニングテーブル、食器棚、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、テレビetc

3)個人で使う消耗品

靴、本、カバン、本、文具、おもちゃ、書類、スキンケア、コスメ用品etc

4)個人で使う耐久品

自転車、勉強机、椅子、ベッド、布団etc

こうして4つに分けると、どれが増えていきやすそうですか。

家づくり前にヒアリングさせていただき、物が多いですとお話くださる方にお聞きすると

洋服、靴、本

3)個人で使う消耗品が並びます。

家族で使う消耗品(ティシュペーパーや洗剤)は使い切ったら無くなるものが多いですね。

それに比べると、個人で使う消耗品(洋服、おもちゃ、文具)は長持ちすることが多いです。

ここが、増え続けて片付かない原因になりそうですね。

では、どうしましょう。

物の数や量を決めると、増え続けることがなく生活スペースを圧迫することなく

暮らせそうですが、物により数や量で判断しずらいものもあるなぁと思っています。

実際、自宅の片付け方は物により使い分けています。

書類や本は、定期的に物を出して、分けて、不要な物を処分します。

洋服やカバンは一つ買ったら一つ処分を目安に、スペースを増やさないようにしています。

個人の消耗品は、買いだめのように一気に増えるわけではなさそうです。

少しずつ、少しずつ、じわじわと増えていくので要注意です。

洋服は、このスペースに詰め込まずに入るだけに決めよう

おもちゃは、このスペースに入るだけにしよう

お子さんと一緒に何を残すか話し合えば、物の持ち方を考える(教える)ことにつながりますね。

目的は、処分ではなく、生活スペースやくつろぎスペースの居心地をよくするため、

楽しい暮らし、気持ちいい暮らしにつながります。


楽しみのある暮らしは楽しみのある人生につながる

うつろい、家デザイン FORMA
住まい方アドバイザー 中西千恵

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