二十四節気では、5月21日~6月5日まで、草木も花も鳥も虫も生きものすべてが日を浴びてかがやく季節と言われる「小満」です。
季節を何から感じるのかって、人それぞれだけど、何から感じますか?
木々や草花なのか、食べ物なのか、ファッションなのか。
自宅のある亀岡はまだたくさん自然が身近にある場所なので、自然から季節を感じるのが難しくはなくて。
というか、自転車で少し行くと田んぼや畑があるので、わざわざ季節を感じようとしなくても、田植えの時期だなと目に見えるわけです。
車で通勤の私などは、ファッションで季節を感じるほうがよほど難しい(笑)
今、ほんの少しの自宅の庭に生える雑草の一つ、どくだみの花が咲き始めました。
葉っぱの匂いは独特だけど、緑濃い葉っぱに丸みのある白い花びらが可愛いいです。
日本ではどくだみ茶、ベトナムでは香草としてつかったり、中国では辛い味付けの和え物にもするようです。
どくだみ茶が美味しいよ、と教えてもらったので、作り方を調べてみたところ、洗って陰干しするだけ。
それなら簡単、私にもできると思ったので、草引きを兼ねてひきぬいた葉っぱを、こうして軒先につるしています。
いいお天気が続けば3日ほどで乾燥するようなので、楽しみに待つことにします。
小満の頃、季節のものあれこれ
・きす 天麩羅、握り
・しそ 青じそはイライラを鎮め、赤じそは花粉症予防
・びわ びわ茶は免疫力UP。
・紅花(べにばな) 花びらの上のほうは水に溶ける黄色い色素、下のほうは水に溶けない紅の色素が含まれていて、紅の染料になるそうです。
・そら豆 スーパーで見かけたので買って焼きそら豆にしました。
洗ってさやごと焼くだけ。
皮をむいて塩をパラパラで、簡単でビールにピッタリなおつまみの出来上がりです。
七十二候(1つの節気に3つの候)
初候 蚕起きて桑を食う (かいこおきてくわをくう)
次候 紅花栄う (べにばなさかう)
末候 麦秋至る (ばくしゅういたる)
蚕(かいこ)が桑の葉をいっぱい食べて育つころから、紅花(べにばな)が咲き、麦が熟して収穫するころまで。
昔は、梅雨のことを五月雨(さみだれ)、
その時期の曇り空を五月雲(さつきぐも)、
梅雨の合間の抜けるような青空を五月晴れ(さつきばれ)、
そう呼んだそうです。
近畿地方の平年の梅雨入りは、6月7日頃。
平年並みとすると、2週間ほどすると梅雨入りするかもしれないですね。
衣替えシーズンでもあるので、カラッとしたさわやかな今のうちに、衣替えもしたほうがよさそうです。
我家は衣替えはするほどの服がないので、冬のコートやダウンを春に片付けるだけの暮らしです。
スーツも必要ないし、衣装もちの反対、衣装なしなのです(笑)
京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。
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