住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2021.2.3-

分離派建築会100年 建築は芸術か?京都国立近代美術館

建築は芸術か?

その前に、芸術ってなに?   京都で個人住宅の設計をしているFORMAフォルマ建築研究室 住まい方アドバイザー中西千恵です。     先週、京都国立近代美術館で開催中の展覧会を観に行ってきました。   分離派建築会100年 建築は芸術か?  

会期は2021年1月6日(水)~3月7日(日)

予約は不要ですが、当面の間、夜間開館は中止のようです。

  展覧会概要(京都国立近代美術館HPより) 大正時代、日本の建築界に鮮烈なインパクトをもって現れた新星たちがいました。 日本で最初の建築運動とされる分離派建築会です。   大正9(1920)年、東京帝国大学建築学科の卒業をひかえた同期、 石本喜久治、瀧澤眞弓、堀口捨己、森田慶一、矢田茂、山田守によって結成され、 その後、大内秀一郎、蔵田周忠、山口文象が加わり、 昭和3(1928)年まで作品展と出版活動を展開しました。   2020年で結成から100年。 本展は、図面、模型、写真、映像、さらには関連する美術作品によって、 変革の時代を鮮やかに駆け抜けた彼らの軌跡を振り返ります。   分離派建築会が希求した建築の芸術とは何か。 日本近代建築の歩みのなかで果たした彼らの役割を、 新たな光のもとに明らかにしていきます(以上)
 
 

いや〜めちゃ面白かった!

予想していた以上でした。   建築は芸術か? その前に、芸術の定義を私はこう思ってます。 人の創ったものや活動(表現)で、そこに人の心が動いたもの(感動)   同じものをみても、それを芸術と思う人もいれば思わない人もいる 心が動いたり、感覚にひびくかは、それぞれです。   そして、建築と言ってもひとくくりにはできません。 なので、 建築は芸術です、と言い切ることもできないと思っています。   それでも、 建築は芸術でしかないやん!!! と思った分離派建築会の活動を知れる展覧会でした。     人の心にひびく(感動)建築物がつくられ 建築という芸術を身近に感じる日常があって 芸術と日常の境目がないと素敵やなぁと思います。  

建築ってむずかしそうでとっつきにくい感じもするけど

漫画で実録エピソードを読むと身近に感じます。

  マンガで見る!分離派建築会の実録エピソード その1 マンガで見る!分離派建築会の実録エピソード その2 分離派建築会 メンバー図鑑     気になったことリスト ・平和記念東京博覧会:今でも観に行きたかったなぁと思った

・堀口捨己の紫烟荘:自然にある曲線を建物に取り入れたカタチがきれいで今回の私の一番

・山田守の東京中央電信局:曲線の連続が美しいと感じるのはどうしてだろうと感じた作品 ・オズヴァルト・ヘルツォークのアンダンテ

・オーギュスト・ロダンの美しかりしオーミエール

・ジャック・リプシッツのクラリネットを持つアルルカン

彫刻にあまり興味の持てなかった私が、初めて彫刻を自宅に置きたいと思うほどまで 彫刻への見方が変わりました。    

久しぶりの美術館

たまらなく好きな空気が流れてました。

    会期は2021年1月6日(水)~3月7日(日)です。 京都国立近代美術館 分離派建築会100年 建築は芸術か?  

京都の住宅設計事務所 FORMAフォルマ建築研究室
住まい方アドバイザー中西千恵でした。
 
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