住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2024.1.3-

地震への備え 耐震診断・耐震改修

新しい年がはじまりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

元日、能登で大きな地震が起こりました。被害がこれ以上広がることなく、被災された方々が安心して過ごせる環境が少しでも早く整うことを願うばかりです。翌日には羽田空港で飛行機事故が起こりました。こちらでもお亡くなりになられた方に心が痛みます。心よりお悔やみ申し上げます。

金沢にいる息子を心配してたくさんメッセージをいただきました。無事にいるようです。気にかけてくださって本当にありがとうございます。

この年末年始、金沢にいる息子は帰省することなく下宿で過ごすことになっていました。なんとなく家族が揃わないのが淋しく、急遽思い立って「金沢行く?」となり、大晦日の思いつきでしたが、ホテルの予約もでき2日に金沢へ行こうと思っていた矢先の地震でした。さいわい息子はオンボロ下宿(シェアハウス)のお友達3人と外へ飛び出し、本人も建物も無事なことがわかりホッとしました。1日は一時避難所で過ごしたようです。

2日の金沢行きは、息子からも金沢の知り合いからも今は来ない方がいいと連絡をもらったので、今回は見送ることにして、まだ余震が続き下宿に戻れなさそうな彼らに、予約していたホテルに泊まってもらうことになりました。

もともと31日に金沢へ行こうと思い立って予約したホテルがこんなカタチで役にたつとは思いもしませんでした。まだまだ、気を緩められない状況でしょうが少しでも早く安心が戻りますように。

地震直後の息子の部屋の写真

地震のある日本では、どこで大きな地震が起こってもおかしくありません。今回、地震が起きた直後、すぐに息子は車のガソリンを満タンにしに行ったそうです。今、金沢ではガソリンが足りず、ガソリンスタンドも閉まっているところもあるようです。

起きてほしくはない災害ですが、災害が起きた時の想定をしておくことをあらためて思います。どう行動するか、家族との連絡方法、避難場所、避難グッズ、断水や停電時の備え。

そして、今回の地震のニュースでも木造の建物が倒壊している様子が伝えられています。建物は人の命を守る場所でもあります。現状の耐震性能を知ること、そしてできる対策をすることは、地震が起こる日本で暮らす上で大切なことだと思います。新築の耐震性能まで確保することが難しくても、対策をすることで、人が逃げるだけの時間を確保でき命が助かることにつながります。

地震が起きた直後には地震に対して備える意識が高くなります。しかし、すぐにその意識は薄くなってしまいます。意識が薄くならないうちに、ぜひ行動してもらえたらと思います。

京都府では、木造住宅耐震改修等事業費補助制度があります。お住まいの市町村の耐震改修促進窓口にお問い合わせください。

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