住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2018.8.1-

亀岡市 耐震診断を受けたいと思う方へ。補助金申請は必ず改修をする前にしなくてはなりません。

【補助金を利用する場合は必ず改修前に申請】

耐震診断調査をする住宅に伺ったところ、屋根の改修中でした。

土を使った重い瓦葺を、土なしの軽いものに葺き替える工事です。

これは補助金制度を利用できる簡易改修工事にあたります。

しかし、

補助金を利用する場合は、耐震改修工事の契約・着工前に申請し、

補助金の交付の決定を受ける必要があります。

ということは、ここの屋根工事はもう着工してしまっているので、補助金の利用ができないことになります。

詳しくお話をお聞きすると、こんないきさつでした。

昨年10月に市役所の耐震についての窓口で問い合わせたところ、

今年度の耐震改修事業の枠がいっぱいになったので、来年度になりますという説明を受けました。

翌年(今年のこと)4月に問い合わせたところ、まだ決まらないのでお伝えできませんということで、

5月になっても連絡がないので、もう待っていても無理かなと思って工事をされたそうです。

窓口で、説明は受けたけれど、具体的にどうすればいいのかが分かりにくかった。

ということもお聞きしました。

耐震化率をあげて安全な家にするための取り組みが進むように補助制度があると思います。

工事費の補助があることで、改修工事をするハードルがさがることも多いです。

そうした取り組みのお手伝いをさせていただいていますが、

具体的にどうすればいいのかが伝わっていないということですね。

   

先日も、昭和初期に建てられた家に暮らす方から地震があるたびに不安になるとお聞きしました。

自治体に申し込まれると、自己負担が3000円程度で耐震診断を受けられることを知っていますか?

とお聞きしたら、まったくご存知ありませんでした。

耐震診断を受けるのは高い費用がかかると思ってましたということでした。

亀岡市(京都府内)では、自己負担金、3000円で耐震診断が受けられます。

【耐震診断フロー図】

誰でもできるわが家の耐震診断で自己診断はこちら

誰でもできるわが家の耐震診断

【耐震診断が受けられる住宅の条件】

・昭和56年5月31日以前に着工したもの

・木造住宅で、延べ床面積の2分の1以上を住宅として使用しているもの

・自己診断の結果、倒壊等の危険性が高いもの

【耐震リフォームをしようと決めていらっしゃる方へ】

耐震リフォームを必ずしようと考えていらっしゃる方は、こちらのブログをご覧ください。

耐震リフォーム工事をしようと決めていらっしゃる方は市町村の耐震診断を利用するより耐震診断士に直接依頼する方がおすすめな理由。

こちらも参考にご覧ください。

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