外出自粛でも、楽しもうと思う気持ちがあれば里山は退屈することがありません

Nさんご夫婦は、昨年、茅葺きの築90年の古民家をリノベーションされました。里山といっても、Nさんちは谷にある集落、ミライマは山に囲まれてはいますが、低い山なのでまあまあそれなりにひらけた集落です。それぞれ違うので、「ここは星空がよく見えそうですね〜」（さすが理科の先生）天体観測には明るさがないことがよく見えるための条件になるそうなので、田舎でも外灯が明るいと条件はよくないそうです。その点ここは外灯も少なくて、普通に望遠鏡がなくても星空がきれい。なので、めちゃめちゃよく見えるはず！ボケの花が咲いてきた夜になったら灯りもあまりない田舎ですが、ないことが魅力になるってことですね。里山は面白いことを与えてもらおうと思ったら、何もないところかもしれないです。でも、みずから面白がったら楽しいことはたくさんあって、一年中退屈することがないのだと思います。 楽しもうとする気持ちがあれば五感を刺激することがたくさんある 外出自粛と言われても、ここでは外にでて散歩してもほとんど誰にも会うことがありません（笑）今なら田んぼの土手にツクシやヨモギを見つけたり、鳥の声を聞いたり、空を眺めたり、咲き始めた花の香りを楽しんだり、自然に向き合う楽しみは気持ちが穏やかになるなぁと思います。木蓮の蕾まだまだ里山の魅力を語れるほど里山のことは分かりません。それでも、ここにいると人が本来もっている感覚を思い出すことができる、そんな気がしています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、人間の五感をフルに働かせることができて、それらがより研ぎ澄まされたり、交ざりあったり、そしてそれらを上手に活かせれば、人間の限りない能力に気が付き、もっと先へとつながるかもしれませんね。というわけで、そんな話をして楽しかったNさんに、夏に天体望遠鏡で星空観察の先生をしてもらいたいなぁと思ってます。楽しみはたくさんここにある(^^) MIRAIMAミライマに興味を持ってくださった方はコチラをご覧ください(^^)/