人と庭の気持ちの距離が近くなると植物も生き生きしてくる。

住宅設計事務所　ＦＯＲＭＡ建築研究室の所員ブログ 「キッチンから思うこと」を読んでいただきありがとうございます♪ 住まい方アドバイザーの中西千恵です。 日々、自宅で実践しながら住まい方の修行中！ 洗面所の掃き出し窓を開けると、すぐ裏庭。洗濯物を干すには、洗濯機からすぐなので、動線が短いのは家事の時短にもつながるし、すごく便利です。便利ならいいじゃない、って思うけど、普段は室内干しが多いし、庇もないので、もっぱらここの物干しはシーツや大物を干す時だけ。右手のスダレのところが、洗面所につながる掃き出し窓で、奥には水場もあるんだけど、表の水場のほうがやっぱり便利なんです。先週、マイビューティフルガーデンという映画を観ました。秩序正しく自分のルールに正確に暮らしていた女性が、唯一気になるのが、無秩序に延びる植物。庭が大嫌い、なので、庭は荒れ放題。家主から庭をもとに戻さないと出て行ってもらうと警告を受けて、偏屈者の老人にしか見えなかった隣人に助けを求めると、彼こそ、卓越した庭師だった。そんなストーリーでした。タイミングよく、お庭をいつもお願いするeniの堀江さんともお話しすることもあって、気がついたんです。「人と庭の気持ちの距離が近くないと庭はあれていく」庭との距離が遠い。確かに。害虫がついたり、植物が病気になったり、植物なのでいろんなことがあるんだけど、使う庭になってないと、草木の様子に気が付くのが遅れるし、気にかけることも少なくなるんですよね。カイガラムシがついて、バッサリ切った月桂樹。使える庭、近づく庭、楽しむ庭。植物の種類、日当たり、視線、スペース、何があるといいのか、何が足りないのか。植物が生き生きしてる庭は気持ちがいいなーと思うのです(*^^*) もうちょっと考えよーここまでブログを読んでいただきありがとうございます。ＦＯＲＭＡ建築研究室の中西千恵のブログ「キッチンから思うこと」２００８年から２０１７年までの、以前のブログはこちらです。「キッチンから思うこと」こちらもよろしければ見てください♪]]>