住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2025.8.2-

思いが早々に現実になっていく

昨年9月にフルリノベーションが完成したお住まいの撮影でした。こちらは築46年(昭和54年新築)、京都北嵯峨の静かで緑豊かな環境にあります。

前回の半年点検でもお話しはお聞きしていたのですが、さらに、設計中に「いつかこういうことができたら」と思い描かれていたことが次々に現実になっていく過程をお聞きすることになりました。

ひびきのアトリエハウス 完成の時

「こうしたい」が早々に現実になっていくのはどうしてでしょう。

現在は京都外のあちらこちらへと出かけられて活躍されていらっしゃいますが、行く行くは自宅兼音楽アトリエにして来ていただくスタイルで今のお仕事を続けていこうと計画されています。

他にも、「いつかこういうことができたらと思っています」と、思いを伝えてくださったことがありました。

ゲストを招いてライブやワークショップができること、車椅子にも対応できること、2階の2室は独立して宿泊もできるように整えておきたいこと、道に面するお庭は瓦(再利用)を使った土塀にしたいこと等々。

出会った車椅子の方がワークショップに参加したいとおっしゃったことに、車椅子でも来ていただけますと参加していただけたことや、10名以上の方にお部屋を準備して宿泊もしていただいたこと、再利用する瓦の土塀はたまたまお近くにお寺の土塀を作られる左官職人さんがいらしてワークショップをしてくださることになったことなど。

他にもいろいろな偶然の出会い、人との出会いに準備が整っていたことが功を奏し、未来が今に引き寄せられているようです。

完成してまだ1年もたっていませんが、なんて変化のスピードの早いことでしょう。

そのわけは分かりませんが、ご自身がここでの暮らしをとても細やかに感じていらっしゃることや、想いを伝えていらっしゃることも、何かしら未来が早くなっていることにつながっているように思います。

撮影中に、めずらしい楽器の響きも楽しませていただきましたが、こちらでご自身が感じていらっしゃることが写真から伝わりますように。(ブログの写真は私のスマホ撮影です)

この日も39℃の予報でしたが、川沿いで緑が豊かなこちらは、窓を開けるとそよ風と川のせせらぎ。どこのリゾートに来ているのだろうと錯覚してしまいそうでした。

世界最古の楽器のひとつ、オーストラリア先住民のディジュリドゥとピアノのコンサートをされた時の様子です。

音の葉ゆらぎコンサート&ディナー

ご協力ありがとうございました。

土塀もお庭も楽しみにしています。


あなたの家や暮らしはどうなるといいでしょう。

あなたの家や暮らしはどうあるといいでしょう。

そのためにどんな選択やどんな方法があるでしょう。

あなたの人生を楽しめる居心地のいい家を一緒に考えます。

うつろい家デザイン FORMA フォルマ