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-2023.4.7-
築50年からスタートする暮らし
先月、春分の日に築50年の住まいのリフォームが終わってお引き渡しでした。
おばあちゃんが一人暮らしをされていた住まいで、三世代同居がスタートです。
京都の建築設計事務所 FORMAフォルマの 中西千恵です。
小さな収納(地袋や天袋)の引き違いのふすま、雪見障子や欄間(らんま)
おばあちゃんの思い出のあるものを使えますか
設計の打合せでお話しさせてもらいながら、思い入れのある家をリフォームすることへの気遣いに、一緒に暮らすご家族のやさしさをとても感じました。
おばあちゃんの寝室に雪見障子や欄間(らんま)、お仏壇も移動した場所で以前の佇まいを引き継ぐかたちになりました。
小さな収納(地袋や天袋)の引き違いのふすまは、使い方や使う場所は変わったものの、手を加えて使えるようになりました。
新しい暮らしでありながら、長く使われてきたものを日常で味わいながら暮らしが営まれるのでしょうね。
自然とふすまに添える手がやさしくなるような気がします。
おばあちゃんは、全く工事中を見られてないのでビフォーアフターにドキドキしますが、ここで、息子さんご夫婦やお孫さんに囲まれて、少しでも長く居心地よく暮らしてもらえたらうれしいなぁと思います。
引越しが終わっておそらくお片付け真っ最中だと思いますが、落ち着かれた頃に様子を聞かせてください。テルさんと自転車で伺います。
あなたの家や暮らしはどうなるといいでしょうね。
あなたの家や暮らしはどうあるといいでしょうね。
そして、そのためにどんな選択やどんな方法があるでしょうね。
あなたの人生や仕事を楽しめる居心地のいい家を一緒に考えます。