住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2019.7.3-

チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」トルコ至宝展はチューリップに注目!

『トルコ至宝展 チューリップの宮殿トプカプの美』へ行ってきました。会期は7月28日(日)まで。   平日の朝は混雑することなくて観たいものの前で観たいだけ観ることができて満足です(混んでるとこれができないのが結構苦痛で、サッとでいいもの、じっくりのみたいもの、自分のペースで観れるのは幸せです)   京都で個人住宅の設計をしているFORMA(フォルマ)建築研究室の住まい方アドバイザー中西千恵です。     えっとまず。 トルコのイスタンブルのトプカプ宮殿は、今は博物館として公開されていて、たくさんの宝飾品や美術工芸品が展示されてるそうです。もともと宮殿と名前のとおり、オスマン帝国の君主が住んでいた宮殿で、トルコ国民が愛するチューリップが織物、タイル、陶器、工芸品を装飾するモチーフとして使われています。     チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」 きれいな響きですよね~。日本ではチューリップっていうと、なんとなく「咲いた~咲いた~チューリップの花が~♪♪♪」この曲があるからか、わりと幼いイメージも大きい気がするけど、ラーレ、しかもこの燕尾形みたいなチューリップなら、大人の女性を感じるなー。そんなことを思いながらのお一人様の美術館。     公式ページのミニコラムに、ヘッ~そうなんだー、と思うことが書いてあったので抜粋。   チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。 オスマン・トルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉になり、さらにはアラビア文字で表記されたラ一レを語末から読むとトルコ国旗のシンボルでもある三日月(ヒラール)という言葉に変わるのです。   というわけなので、宗教的、国家的な象徴としても崇められて、チューリップヘの畏敬を表した品々が数多く作られたってことです。すごいねチューリップ。   タイルは少ししかなかったのが残念。もっとみたかった。   クッションカバー。今回の展覧会は布物がかなり多く展示されてました。金糸銀糸が使われた織物は色あせてはいるものの、当時はとてもきれいだっただろうなと想像が楽しー。   気になったカフタン。ザクロ色に裏地の黄色がとっても好み~。カフタンはトルコの民族衣装。基本の形状は長袖・袷仕立ての長い前開きのガウン(wikipedia)     京都国立近代美術館1階の椅子に座ると見える景色。人が少ないときの美術館は大好きです。  

会期:2019年6月14日(金)~7月28日(日)
会場:京都国立近代美術館(岡崎公園内)
開館時間:午前9時30分〜午後5時(6月中の金・土曜日は午後8時まで、7月中の金・土曜日は午後9時まで開館)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:毎週月曜日、7月16日(火)
※ただし7月15日(月・祝)は開館

  久しぶりの展覧会、実はちょっと思ったものと違ってて、トプカプ宮殿の内部を勝手にイメージしてたのです。でもゆっくり見れてよかったです。       京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。     中西千恵ってどんな人?と興味をもってくださった方はこちらのブログをご覧くださいね♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵のプロフィール