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FORMAの家デザイン

ツドウイエ

大阪府北摂

構造:木造2階建て

敷地面積:237.52 ㎡

延べ面積:181.19 ㎡

家族構成:夫婦 子供2人

竣工:2012年7月

完成してから7年後に撮影をさせていただきました。当時はお子さんが小学生と中学生でした。1匹の家族が増えたりお子さんが成長されて離れて暮らされるようになったりされていますが、ていねいな暮らしは当時から変わらず訪れるたびに手入れのいきとどいた暮らしを感じます。

設計当時は、物選びの楽しさをたくさん感じられた家づくりされたと思います。家の完成時に「とても楽しかったです」と感想をいただいたのが印象的でした。

ガラスの創作活動を楽しみ、ペットとの暮らしを楽しみ、家族を大事にし、暮らしを大事にし、家を大事にし、家族が仲良く「ツドウイエ」は、ていねいな暮らし方のお手本にしたい住まいです。

音楽室のある家#02

京都府西京区

構造:木造2階建て

敷地面積:159.89 ㎡

延べ面積:98.97 ㎡

家族構成:夫婦 子供1人

竣工:2018年8月

土地探しからのご相談

住まい手のKさんたちの要望は明確だったこともあり、候補地がでたときに「ここの土地ならこんな家ができる」という検討が早くでき、結果的に土地購入までの決定がとてもスムーズでした。

要望
1.マリンバとピアノを置く音楽室がほしいこと。
2.友達が集まってご飯を食べたり、庭でBBQがしたいこと。
3.車を2台駐車できること。

音楽室

ほぼ正方形の家の真ん中に音楽室があります。閑静な住宅街で楽器を演奏する音楽室を設ける場合、音が外にもれないことは重要です。家の真ん中に音楽室を配置できる敷地は最適で、家の中にいれば少し音がもれても外部には音がもれません。

そして、音楽室はガラス越しにダイニングやリビングとつながっています。楽器を演奏し練習することが、特別ではなく生活の中に溶け込む暮らしができるようになっています。
※設計中に「 音楽室のある家 」のIさんのお住まいで音楽室の見学体感をされました。

又、家の中心に音楽室を配置したことで、回遊できる動線ができました。音楽室を中心に、玄関、読書スペース、リビング、ダイニング、キッチン、パントリーがグルグル回遊できます。この動線が、共働きで日々とても忙しいご夫婦の毎日の家事や子育てを助けてくれています。

パッシブソーラー

パッシブデザインの考え方をベースとしたソーラーシステムを取り付け、家全体の温度差が少なくなるように計画しています。

具体的には、空気集熱式ソーラーシステム「そよ風2」(環境創機)を使い、気密や断熱性能をあげて太陽熱を利用して空気を室内に循環させています。

冬場は南面開口部から日射取得を行うと共に、太陽で暖めた屋根面の空気を床下の基礎に蓄熱させ、床の吹出口から暖かい空気を送り循環させています。留守にしていても「そよ風」が働いてくれているので、冬の間、暖房機器をつけなくても家が冷え切ることがなく、寒く感じる時間だけエアコンなどの暖房を使います。

逆に、夏場は庇で日射を遮り、屋根面の熱い空気を排気し、夜の放射冷却が見込めるときは、外気より低い温度を基礎に蓄冷して室温を下げます。
※設計中に「 テイネンゴノイエ#03 」のTさんのお住まいでそよ風の見学体感をされました。

テイネンゴノイエ #03

京都府城陽市

構造:木造2階建て

敷地面積:167 ㎡

延べ面積:123 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2017年5月

テイネンゴノイエ#03の特徴は、パッシブデザインの考え方をベースとしたソーラーシステムを取り付け、家全体の温度差が少なくなるように計画したことです。具体的には、空気集熱式ソーラーシステム、環境創機の「そよ風2」を使いました。

※そよ風を使ったTさんの暮らし
冬の使い方としては、日中はそよ風と太陽の直射日光(ダイレクトゲイン)が部屋を暖めてくれます。日が落ちると徐々に室温が下がりますが、蓄熱された床下からの放熱で夜も暖かく、一番気温が下がる朝に2時間ほどエアコンを運転し、快適温度に到達したら翌朝までエアコンなしでOKだそうです。 体感温度は人それぞれ個人差がありますが、壁、天井、床の表面温度も室温に近い温度です。
そして、冬場の暖かさはもちろん、夏場も外気が38℃近くになった時でも室温は30℃以上(エアコン使用無し)にはならないデータがでました。夏も冬も体への負担が少ないのはとてもうれしいことです。

予想以上に満足していると、住まい手のTさんはおっしゃいます。ご主人は定年後から家事を始められたり、お互いを尊重しながら、お二人の暮らしを楽しまれています。「夫婦二人のための家を建てられてよかった」とおっしゃるTさんご夫婦です。

定年後の家と子育て世代の家では、大事に考えることも変わります。永く安心して暮らせることは同じですが、ご夫婦二人の暮らしやすさをより大切に考えています。

うちんく

京都市東山区

構造:木造2階建て

敷地面積:114.90 ㎡

延べ面積:74.54 ㎡

家族構成:夫婦 子ども2人

竣工:2016年10月

「うちんく」は、土佐弁で「わたしのいえ」という意味です。場所は京都東山の静かな住宅地、土佐出身のご夫妻と男の子2人のM さんご家族の住まいです。
自然素材を使い、狭くとも明るく日向のような心地良い空間があり、簡素だけど機能性・合理性を備えた家がほしい。次の世代に住み継ぐという思想で、定期的な点検、簡易な修繕を行い建物の寿命をのばして価値を維持、価値を高めるくらいの 意識でいたいと思います。ご相談にこられたM さんご夫妻の思いでした。
ご夫婦ともに本を読むのが好きです。小さなお子様二人ですので、ゆっくりされる時間がなかなかとれない時期ですが、日々は夫婦共働きの暮らしが活動しやすいこと。そして休日はゆっくり読書や、居間からつながる縁側、庭でくつろげるゆとりのある 住まいになりました。
時間にゆとりができたら家庭菜園を愉しみたいとおっしゃるM さんは、寒いのが苦手だそうです。寒い京都の冬に、自家製野菜を使ったお鍋を家族で楽しめ、ほっこり温まれたら素敵だな。そんな光景をイメージしながら計画が進みました。

サルトリイバラハウス

京都市西京区

構造:木造2階建て

敷地面積:96 ㎡

延べ面積:86.44 ㎡

家族構成:夫婦、子供2人

竣工:2015年12月

サルトリイバラハウスは京都市西京区の駅から近い場所にあり、古家がある土地を購入され建て替えられました。 ご夫婦共働き、子供たちも早くはない帰宅時間で、平日はご家族でゆっくりくつろぐ時間は少ないということでした。 全体がコンパクトなので、何をするスペースを優先するかが大事でした。 住まい手のKさんご家族とお話しすると、リビングに移動してくつろぐというより、ダイニングが、食べる、勉強する、本を読む、くつろぐ場所で、日々の暮らしの中心になっています。 いろいろな活動や作業をしやすく、かつ、ゆっくりくつろげるスペースにしようと計画が始まりました。 そして、忙しいご夫婦が日常の家事がしやすいのはもちろん、その合間に、好きな写真を見たり、レコードを飾ったり、ホッとできるところが少しずつある住まいになりました。

Tiny House

京都市伏見区

構造:木造2階建て

敷地面積:78 ㎡

延べ面積:42 ㎡

家族構成:1人

竣工:2015年9月

タイニーハウスは伏見の古くからある街の中にあります。家族で暮らした築50年の住まいの建替えです。 冬は寒くて、築50年をひしひしと感じるところが多々あり、広さも含めて一人で住むには暮らしにくい住まいでした。引っ越しも考えられたのですが、一人で暮らすための規模も予算もコンパクトな住まいができないものかとご相談におこしいただいたのがSさんとの出会いでした。引き継いだ住まいや土地を一人で維持していくための方法として、賃貸での活用も含めて考えています。 コンパクトならではの動きやすさとこもった感を持ちつつ、せせこましさを感じさせない吹抜けや視線の抜けをつくり、自分で手を加えられる楽しみも残しています。

テイネンゴノイエ #02

京都府亀岡市

構造:木造2階建て

敷地面積:93.77 ㎡

延べ面積:73.57 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2013年10月

住まい手は、FORMAの自宅近くにお住まいの父母世代からの知り合いのご夫婦お二人。
「自分達より若い世代の人に頼んだ方がいい。」そう思われて、FORMAへ設計の依頼をしていただきました。
ご要望は、
・年を重ねてもできるだけ永くそこで暮らせる家にしたい。
・少しでも地球環境にやさしい家がいい。
・その他のことは中西さんにお任せする。
ということでした。
ゆったりと朝食をとるゆとりや、家を飾る楽しさを感じる、引っ越されたご夫妻からの感想が、これからのご夫婦お二人の新しい暮らしが見えてくるような気がします。

釈迦谷の家 耐震リフォーム

京都市北区

構造:RC造地下1階・木造1階建

延べ面積:213.37 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2013年12月

住宅医による、既存住宅のリフォーム。築年数は31年。 リフォーム前の調査で現状の性能を把握し、限られたコストを無駄なく効率良く活用する方法を選択しました。

耐震改修、温熱改修、機能改善、劣化改修について優先順位を決め、単独の性能改善はもちろん、それぞれの要素での相乗効果が期待できるような改修を行いました。改修前と改修後での性能比較を行ったところ、期待どおりの機能改善が実現できました。

コスト性を追求するため、施主直営の分離発注を採用。住宅医のノウハウから、木造建築病理学「既存ドック・システム2」に基づいて設計を行いました。

リノベーション50歳からの二人暮らし

京都市西京区

構造:鉄骨造3階建の2階部分

延べ面積:107.66 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2014年10月

リノベーションをしたM邸は、以前は鉄骨造の2・3階を住宅として、おばあちゃんやお子様と一緒の二世帯で暮らされていました。時を経て、現在はご夫婦2人暮らしです。

お2人の暮らしは、週末も含めてゆっくりと家で過ごされる時間はほとんど夜の時間になります。映画を見たり、夜にゆっくり落ち着ける住まいにしたいというのがご希望でした。和室とオフィス以外の壁は全て取り払い、新しくLDK、クローゼット、寝室、それぞれがゆるくつながるワンルームとなっています。

築30年。断熱はなく、冬寒く夏熱い住まいでした。今回のリノベーションでは、壁、床、天井に断熱をし、窓はペアガラスに交換しています。

2人で快適に暮らすための3階建ての2階部分全面リノベーションです。

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