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Tiny House

京都市伏見区

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ロフトのような2階は寝るためのスペース、ワークスペース、収納スペース、合計9帖ほど。1階は、キッチンと寛ぎスペース、洗面トイレ室、浴室・脱衣・洗濯室、合計16帖ほどの広さです。

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緑をたくさん置きたかったSさん。シンプルな空間に緑が良く似合います。好きなものや好きなことを楽しまれているのが伝わってきます。

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吹抜けの梁や、構造上必要な火打ち梁がハンギングにちょうど良く、場所をとらずに楽しめます。

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キッチン横にベンチをもうけました。食事をする。テレビを見る。寝転ぶこともできます。本を読むスペースも作りました。コンパクトでもいろんなスペースができました。

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キッチンはスペースとしてはコンパクトですが、料理をするには充分な広さです。幅25㎝程ですが一時置きができるカウンターがあると便利です。

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寛ぎの定位置ベンチから裏庭へ視線が抜けます。風も通ります。そして、階段下にある小さな箱はお仏壇です。

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ここからの夜の星の眺めは最高で、どこか旅にきてるみたいらしいのです。いい夢見れそうです。

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「おかえりなさい。」の玄関。一日頑張って、ここのドアをあけてホッとする自分の居場所です。

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天窓から自然の光が入ると、1階も2階も光がまわりとても綺麗です。室内は壁も天井もべニア貼りです。

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準防火地域のためコストアップする防火サッシが必要な地域です。窓は最低限必要なところまで数を絞りました。1階は玄関、勝手口、浴室のみです。

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安心して心地良く暮らせることはとても大事です。建て替えをして本当に良かったとお話し下さいます。

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お仏壇は人が来られるときには引出しをしまい、ふたを閉じて箱のようにできるようにしています。必要なサイズでデザインし、イスに腰かけてお参りをする位置に造り付けています。

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洗面、トイレは一室です。こもりたいくらいに落ち着きます。

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両隣の建物と切り離しをして解体をしました。両隣の建物に比べると高さも奥行きもとてもコンパクトなタイニーハウスです。道路より後退して、車を1台とめることができるスペースとしています。

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外壁はガルバリウム鋼板角波。美観地域になるので道路沿いには木塀をもうけています。植栽はオリーブと白い葉のロシアンオリーブです。春先に葉が茂ってくるのが楽しみです。

outline

構造:木造2階建て / 敷地面積:78 ㎡ /
延べ面積:42 ㎡ / 家族構成:1人 / 竣工:2015年9月

外皮平均熱貫流率(UA):0.42W/m²K
冷房期の平均日射熱取得率(ηA):1.4
熱損失係数(Q値):1.74W/m²K
全国の外皮性能基準値はこちら
※ 地域区分「6」を参照

explain

タイニーハウスは伏見の古くからある街の中にあります。家族で暮らした築50年の住まいの建替えです。 冬は寒くて、築50年をひしひしと感じるところが多々あり、広さも含めて一人で住むには暮らしにくい住まいでした。引っ越しも考えられたのですが、一人で暮らすための規模も予算もコンパクトな住まいができないものかとご相談におこしいただいたのがSさんとの出会いでした。引き継いだ住まいや土地を一人で維持していくための方法として、賃貸での活用も含めて考えています。 コンパクトならではの動きやすさとこもった感を持ちつつ、せせこましさを感じさせない吹抜けや視線の抜けをつくり、自分で手を加えられる楽しみも残しています。

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