Alley House
-2018.9.16-
@Alley House(そよ風のある家)実施設計中
実施設計の最終確認中。
alleyhouseのキッチンは造作です。
住まい手のこだわりがある部分なので通常とは異なる部分も沢山あります。
例えば
・ワークトップに水が流せるように
・コンロとワークトップに段差をつける(これは有るパターン)
・食洗機はホシザキ(業務用のメーカーです)
等々
既製品を使う部分は水栓金具や調理機器のみ ほぼ全て作る予定。
普段の料理だけでなくお仕事の研究にもキッチンを使われるので要求レベルが高いのです^^
機器類がすべて出そろえば見積もりに入ります。
-2018.7.18-
@Alley House(そよ風のある家)実施設計
先週末に再度、構造担当の岡本氏と打ち合わせ。
ガレージをRC造とする事や変更点、見直し点を伝えて図面を依頼。
民間確認審査機関に赴き、構造のルート確認や必要図書を確認。
今回ガレージは別棟となり、母屋4号、ガレージも4号となりました。
別棟となったので面積表を少々カスタマイズ!
構造との整合性をとるための準備作業中。
あと少しで見積もりを頼めるところまで来ました。
-2018.6.18-
@Alley House(そよ風のある家)実施設計
公私ともにお忙しいご家族なので久しぶりの打ち合わせです。
打合せの合間に2人のお嬢ちゃんたちと楽しく遊ばせて頂きました。
模型の庭に動物を置いてなんだか街が動物園の様相になってますね!!
子供の自由な発想ってすごいなと思います^^
おしゃれなご家族でこの日のファッションのテーマは草間彌生。
ペアルックではなく各自の独自性がありながら共通のテーマでコーディネイト。
ご夫婦双方が芸大出身でいつもかっこいいご家族です。
この日も服に悩む中西は服についてあれこれ質問させて頂きました(笑)
-2018.5.9-
@Alley House(そよ風のある家)屋根の納まり
景観法の規制によるとこの地域は瓦葺きとなります。
空気集熱を取り入れると決まった時から納まりを考えていて、徐々に進化してきています。
鋼板の屋根だと標準の納まりが決まっていますが、瓦となると実績が少ないためそれぞれで工夫されているようです。
今まで設計をやってきて思うのは最初の取り組みを取り入れる時はデータや事例について調べ準備をするという事。
その上で最良の方法を考えていく事が大切だと感じています。
なので、納まりを書いてメーカーの担当者に聞き、さらに改善しという感じで進めています。
大まかな形は大きく変わりませんが、細かな部分は施工の方法も気にしながら進めています。
と、屋根の事を考えていたら、瓦屋根ときたら軒裏はやはり化粧軒で行きたいところ。
建築地は準防火地域であるので軒裏は防火構造の規制がかかります。
しかし、以下のような方法であれば化粧野地板で施工可能となります。(壁と屋根面で防火ラインを連続させるという考え方です)
外観が鋼板、ガラス、コンクリートという構成なので屋根周りは伝統的な構成も対比が有りつつ親和性もあると思います。
-2018.3.26-
@Alley House(そよ風のある家)実施設計中
打合せ。
工事金額の中身を見ていくと材料はそんなに差はなく手間や経費についての見方が大きく違う場合があります。
実際の工事では、出来をみるとこちらが思っている以上に丁寧に仕上がっていて、うれしくなる時があります。
経験を積まれ手間を掛け、いつもそのような仕事を心がけておられるのだろうなという事が伝わってきます。
工事はどの部分もそんな思いで取り組んでもらえるととてもうれしく思います。
家もクライラントにも喜んでもらえるので全てがこのようになると理想です。
家が建つまでに職種で言うと20業種以上の方が出入りします。
一つ一つの業種がそれぞれ関連していて、後の工事がスムーズに行くように気配りが行き届くと、余裕が生まれ仕上がりに向き合い取り組めるのではないかと思います。
経験と知識をもった監督さんを筆頭に業者さんそれぞれがきれいな仕事をしていくためには手間を掛けられる余裕が必要だと思います。
この手間の部分は人件費(コスト)です。
この部分を下げる事は仕上がりの品質を下げる事を意味します。
これを削る事は出来ません。
クライアントの思いとボクの思いもシンクロしたところで、設計者として出来る事をと考えて見ました・・・
いくつか思い浮かびますが・・・
一見、手間はかかりそう、でも設計上の工夫がされているので思ったより手間がかからない!!
こんな設計を心がけたいものです。(でも趣旨はしっかり守って!)
現場で職人さん達と雑談しているとヒントを得られることもあり、ネタ帳にメモを取る。^^
このような事が役に立つと信じて設計にフィードバックさせていきたい。
日々精進、日々研鑽
設計道を進んでいきたいと思います。
本日の打合せ、子供ちゃんたちは春休みの長女に任せてゆっくりお話出来ました。
じわじわと固まりつつあります。
これから実施設計を煮詰めて行きます!!
-2018.2.22-
@Alley House(そよ風のある家)実施設計中
Alley Houseには吹抜けを設けいています。
吹抜けに床が無いので用途としては使う事が出来ません。
ですが、吹抜けがある事で可能となる事もたくさんあります。
例えば、視線が抜ける事で空間の視覚的な広がりが得られたり、気持ちよさにつながり心が動く事が有ります。
普段天井高さに変化のない所で暮らしている人ほど非日常的な昂揚感のようなものを得られると思います。
(ボクの感じ方としては自宅に大きな吹き抜けが有り既に10年以上暮らしていますが未だに昂揚感のようなものを感じる事多くあります。)
次に吹抜けを介して家族間、人同士、空気もゆるやかに繋がる事。
何処にいても気配を感じられて、上下階で会話が出来ます。(逆に言えば音が上下間で聞こえやすいという事にもつながるのでこれがNGという方もいらっしゃいます)
来客時に大人同士で話している時に、子供たちは上階で離れて過ごしている時でも気配を感じるので何かあれば直ぐにわかりますので目を離してゆっくり話が出来ます。(上下階で声を掛け合う事も出来るので安心です)
空気は暖められると上へ登り冷やされた空気は下がります。(温度差換気という現象)
ALLEY HOUSEでは空気集熱ソーラーのそよ風を使う予定なので屋根面で暖めた空気を床下に送り、床の吹き出し口から暖かい空気がゆっくり吹き出しします。(冬場)
暖ためられた空気は上階に移動するという対流が起こるのですが、吹き抜けがある事で空気の流れが促進されて、上下階の温度差が少なくなります。
「吹抜けを取ると寒いのでは?」
というご質問を受けることがありますが、断熱性能、気密性能が悪い場合はそのように感じる場合あると思いますが性能をしっかり確保した上で、空気集熱ソーラーや補助暖房等をしっかりする事で各部屋の温度差が少なくなり暮らしやすさが向上すると考えています。
暖かいお家の体感をしてみるとわかりますが、布団から出るのも、お風呂に入る時に気合を入れなくても、気候の良い時に過ごす時と変わらず身体の負担も少なく暮らせます。
吹抜けにはこのような役目もあるのです。
そして、ALLEYHOUSE 独自の吹き抜けの使い方としては、
吹き抜けに雲梯を作る。 高さをを活かした活用方法です。
南北を一直線につなげる吹抜け動線。 ALLEY(小路)を介して部屋や吹抜けを繋げる事により個別空間から小路へ用途が滲み出す事を許容し、光や空気を奥の吹き抜けに届ける役目を持たせるために家の真ん中に軸性のように通しています。
ALLEY(小路)のある事でクライアント家族独自の関係性が出来、家族間の心象風景となり、将来においても楽しんで暮らせる家となる事を思いながら設計をしています。
吹抜けについてはこの辺で^^
そんなことを思いながら設計作業を進めています。
只今、概算工事費を算出しており来週には概要が出て来ます、その結果で図面の方も進めていくことになります。
-2018.2.8-
@Alley House(そよ風のある家)キッチンの食洗器の位置検討
alley houseのキッチン検討中。
コンロはワークトップより一段低いほうが使いやすい、ワークトップは立上りが周囲にあって水で全体を流せるほうがいい。
キッチンはこんなふうに使いたいというTさんの希望があります。
平日の朝と晩、休日なら朝昼晩、毎日使うキッチンが使いづらいと感じるのはストレスなので、キッチンに希望がある方は、納得できるカタチまでしっかり検討するのがいいですね。
食器洗浄機がシンクの左側でいい?
Tさんちは大型食洗器ですが、コンパクトな食洗器の場合は考えながら食器を入れる方が多いと思います。
となると、右利きの方は右側、左利きの方は左側のほうが使いやすそうですね。
-2018.1.30-
@Alley House(そよ風のある家) 設計中
キッチンを作るべく、資料収集と細部の納まりを模索する作業にもたついていました。
というのもキッチンには水栓、排水金物、コンロ、オーブンレンジや食器洗浄機と様々な機器が付くうえ、商品によって必要寸法が変わったり、将来の入れ替え時の作業性等も考えておかなくてはなりません。仮決めの機器をベースにあれこれスケッチをしながらの作業です。
今までもキッチンを設計してきたのですが、今回は作業上からくる形状のオーダー、限られた寸法の中で納めるという事が思いのほか悩ましい所です。
それはさておき、目標予算の事も有るのでこの段階で工務店さんの見積もりを取るべく進みたいと思います。
図面もだいぶ出来上がってきているのでこちらも並行して進めていきます。