住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2026.7.3-

別府で賃貸物件探し

娘の一人暮らしの住まい探しと契約のために別府へ行ってきました。大学に入学してから2年半、RA(レジデント・アシスタント)をしながらずっと寮暮らしをしていた娘が、この夏から一人暮らしを始めるようです。

朝一の便で向かった別府ですが、娘は授業だったので娘のアルバイト先のカフェ「pirica」へ。とろとろのチーズイン明太子オムライスをいただきながら、店内を眺めていると、地元の季節の野菜やこだわりの調味料、選び抜かれた雑貨、本が並んでいます。使っているもの、置いてあるもの、お店の雰囲気、想いが伝わるお店に旅先で出会えるのはうれしいです。

さて、今回の目的の物件探しですが、家賃や間取り、築年数、駅からの距離、設備…。インターネットを見れば、たくさんの情報が並び、物件資料も事前に送ってもらい目を通していました。

ですが、実際に足を運んでみると、街の空気や光の入り方、部屋の雰囲気、窓から見える景色など、資料や数字に表れないことがいろいろあります。

今回決めたお部屋は、窓から海が見え、冷蔵庫と洗濯機付き、コンロは2口、街中ではない分、家賃も抑えられているという好条件ですが、さらに同じような条件で洗面所が独立しているものもあり、もし条件だけで選んでいたら別の物件になっていたでしょう。

決め手は娘の一言でした。

「あそこがいいな。」

理由を並べるというより感覚、ここに住みたいと本人が思う直感を大切にして住まいが決まりました。

タイミングのいい時というのはこんなものなのでしょう。決まらないときは、どれだけ探してもピンとこないものだから、無理に決めなくていいと娘には伝えてありましたが、思っていた以上に早く決まりました。

物件探しも無事に終わり、ほっとした帰り道。蒸し暑い別府の街を40分ほど歩き、以前から「美味しいよ」と聞いていた別府冷麺のお店「一番」へ向かいました。

さっぱりしたスープに、しっかりコシのある手打ち麺。甘すぎないキャベツのキムチとの相性もよく、「なるほど、これはまた食べたくなる」と納得しました。人から「美味しい」と聞いていても、やっぱり自分で食べてみないわからないものです。「自分にとって美味しい」が何より大切!

住まい探しも食べものも、誰かのおすすめは入口にはなりますが、本当に自分にとって「いい」と思えるものは、自分で確かめるしかないように思います。

あまりに早く決まったので、別府の街を歩いていると竹細工のお店をいくつか見かけました。大分県は栽培竹林の日本一の産地らしいです。お店に並んだ真竹を使った竹細工を見ていると、竹製のスライサーを見つけました。

たまたま数日前に実家のキッチンの片付けをしていたとき、おばあちゃんが昔ながらの木製スライサーを大切に使っていることを知りました。

「プラスチックより、こっちの方が使いやすいんよ。」

その言葉を思い出し、今回は竹製のスライサーを一つ購入。使ってみないとわかりませんが、これで切り干し大根作りができるでしょうか。それも、使ってみないとわかりませんね。

便利そう、人気らしい、評判がいい、情報は参考になりますが、自分にとってどうかの答えは体験の中にあるのでしょうね。

つづく。