建築現場日記
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-2016.2.25-

@ kiss A Co 今週の現場

2月22日 養生期間も終わり、脱型(型枠を外す事)しました。
表面も綺麗なうち上がりです。
写真 2016-02-24 12 48 18

建物の大きさの見え方は工事段階ごとに異なります。
大きく見えたり、小さく見えたり、広く見えたり、狭く見えたり。
最初は比べる物が無い場所に、基礎が出来ると家の範囲と壁の位置が明確になり見えてくるのではっきり認識出来るようになります。
ここに柱が建って、屋根がかかってくると平面的だったものが空間となり立体的に認識できるようになると広さの感覚に高さが加わり、認識されるものが変わってきます。
工事毎に変る感覚を楽しんでいただければと思います。
この段階ではダイナミックな変化が有るときですので、こちらも非常に現場に来るのが楽しみな時です。
写真 2016-02-25 8 08 53

土台敷設に先立ち、コンクリートの強度試験を行いました。
シュミットハンマーで北、南、中心付近の3か所を確認。
いずれも設計強度以上の値を示していました。
今回は寒い時期の基礎工事だったので、監理者として施工者(職人さんも含めて)と工事前の手順や材料品質等、を再三確認しました。
基礎工事は非常にうまくいったと思います。
写真 2016-02-25 8 31 43
これが検査器具のシュミットハンマーです。
一か所あたり20回打撃を行い、その測定値を平均化し学会の標準算定式を基にしてコンクリートの圧縮強度を推定します。
写真 2016-02-25 8 09 35
そして、本日は土台の搬入日でもありました。
桧の土台や床下地材、基礎気密パッキン、金物が搬入され、土台を敷いて行きます。
写真 2016-02-25 8 28 59

明日は、建て方の安全と作業の効率化のために、足場を設置し建て方に備えます。
建て方も雨は無さそうなので非常に楽しみです!

-2016.2.9-

@Kiss A Co スラブコンクリート打設

2月9日 雨のち 晴れ 車載温度計では 7:00頃2℃ 11:00頃8℃
昨年より高めの気温です。

早朝は通り雨ありましたが、天気予報を確認しながら止むのを待ち、8:45から打設開始となりました。

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以降は雨も降らず気温も上がり天候に恵まれました。
温度補正も予定通り、強度発現を早めるために水セメント比が47%です。
セメントの結晶が緻密になり、耐久性が高まる事にもつながります。

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午後以降には硬化の具合を見ながら押えて行きます。
押えが終わると、養生のためにシートを掛け気温低下に対する備えとします。

工事の皆様ありがとうございました。

-2016.2.5-

@Kiss A Co 基礎配筋 検査

立上り配筋、スラブ配筋の鉄筋種類(径)とピッチ、加工形状、各定着長さ、かぶり厚、清掃状況等を確認。
この日はクライアントも居られたので説明させてもらいました。

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全景を見た時の仕上がり具合、整然と美しく出来上がっているか?ここ、結構重要です。
部分部分の集積が全体を作っているので全体が綺麗だと部分もしっかりしている事が多いです。
瑕疵保険の検査で他業者の基礎配筋をたくさん見ていて検査後に是正を求めるものの多くが全景を見た時に雑だなとの印象を受けるものが多いです。

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継ぎ手定着、かぶり、加工形状、細かな部分しっかり出来ていました。

コンクリートの配合をヒアリングし温度補正が出来ている事を確認し、寒中なので凍らせないための養生方法をしっかりしてもらう事となりました。
気温低下は少なく比較的に暖かいようです。

-2016.2.4-

@Kiss A Co 構造材 加工打ち合わせ

先週末に、防湿シートと捨コンクリート打設が終わりました。
墨だし後、鉄筋の組み立てが行われています。
2/5-2/6に検査の予定です。
現場外の監理として構造材の加工打ち合わせを行いました。
出席者は、人見建築さん、材木屋さんの加工担当者二名、構造設計の岡本さん、FORMA中西の5名。
其々の立ち位置で意見を出し合い、構造耐力、施工性、意匠的な納まりよりよいと思われる方向に向けて解決して行きます。
構造設計者に立ち会ってもらっているので構造的な判断が要る場合でも安心して決断が出来ます。
FORMAとしても今後のフィードバックになる大変有意義な打ち合わせとなりました。
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-2016.1.27-

@KissACo 基礎工事初日

 地縄を事前にご確認して頂きご承認が得られたので、本日から基礎工事がはじまりました。

再度、設計GLを設定し基準物にマーキングします。(擁壁天+50=設計GL)
その関係でアプローチの階段が20mm程高くなることになりますが、段板が大きいので水勾配を取ると段差は10mm前後になると思われます。

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掘削すると、砕石混りの埋戻し土が出てきました。
その後も大きな殻も出ず順調な滑り出しです。
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地盤調査時に自沈層が有る箇所が2箇所有りました。
推察していたとおり、排水管が出てきました。
おそらくこの工事で緩んだと思われます。
排水管以深の部分は調査結果によると相当締まった層との事です。
鉄筋を刺してみましたがカチンカチンの地盤です。

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排水管は建物には干渉しませんがこの際撤去して、砕石地業の際に転圧をしながら埋める事としました。

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埋蔵文化財の掘削立ち会いの方も文化財が出土することなく、工事を進めて下さいとの事でした。
ご苦労様でした。

-2016.1.22-

@Kiss A Co 地縄張

一昨日降った雪も解け、縄張りを行いました。
境界プレートが車のタイヤの下敷きという問題は有りましたが、境界の寸法もほぼ、測量図通り。(道路側の側溝位置は?です)
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27日から掘方が始まり、以降は砕石地業、防湿シート、捨コン、配筋、検査、ベタ基礎スラブコンクリート打設と進みます。
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敷地内の土留め擁壁と基礎の干渉があるのでクライアントにご確認頂き、方向性を相談する事になりました。

-2016.1.12-

@Kiss A Co 地鎮祭

晴れて少し冷え込み、見上げると青空が気持ちをきゅっ!と引き締めてくれる中地鎮祭が執り行われました。

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祝詞を参列者全員で奏上する部分が有り、事が始まるにあたって気持ちが一つになる瞬間を感じました。

工事は月末から始まります。
工事の安全と無事、そしてクライアントご家族、お世話になる方たちみんなが笑顔になるようにがんばりたいと思います。

よろしくお願いいたします。

-2015.12.18-

@kissaco 工事契約

 設計図と工事見積もりの内容確認、使用機材の変更の内容把握が共有できました。
クライアントの方では融資と契約、大きな決定を限られた期間でする事となりました。
敷地内の既存植栽移設が終わり、水道引き込み工事が終了すれば着工前の準備が完了します。
年内にはっきりまとまり良かったと思います。
設計、施工と一丸となってよい家になるよう気持ちが引き締まる契約会となりました。