建築現場日記

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概算見積もり

Scenery House

-2023.6.12-

Scenery House 見積 検討

さて、見積りの検討段階です。

一昨年前のウッドショック以降、材料の不足、値上げ等工事費が上がる要因が強かった昨年でしたが、構造材については少し落ち着いてきています。

過去の見積もりなどを見ながら単価や相場感を確認していて感じるのは建築材料、手間、会社の利益率などの経費が上がっている感じ。

以前の感覚とは異なる相場感があるような気がしていてその部分を明確にしたいとの気持ちが高まってきています。

そんな中、水道の引き込みの見積もりが出てきました。

見積は非常に高いという印象、すぐに他業者で再見積もりをお願いしたところでしたが同時にお施主さんの方でも見積を依頼してもらっていました。

その引込工事をする業者さんが双方から依頼されていたことがわかり、提出された見積もりが別途の費用が入っていない状態で1/4程度。

別途金額を計上しても約半分の金額。

この違いに驚いてしまいました。

見積の取り方、ルート、見積に対する姿勢や手法の差があるにせよこんなことがあることが なんだかやるせない氣持ちになります。

お施主さまにも了解を得てこの段階で工事の見積もりに関して納得が出来るよう整えるという事で見積を相見積もりという形をとることにしました。

合わせて工期が伸びることによる減税対策の為、長期優良住宅認定申請も併せて行います。

確認申請は済となっていますが着工までに工事金額と認定申請の方をまとめていきます!

テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)

-2016.9.13-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)実施設計 見積

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実施設計図の修正をしながら、金額の調整をしています。
仕様変更が可能な部分は限られていること、機器のグレードがアップする事を考えるとなかなか難しいところですが、基本設計時の見積もりと照らし合わせながら工務店の担当者と無駄が省けるように検討しているところです。
金額がまとまるのにはもう少し時間がかかりますが、クライアントも工事業者も納得してもらえる金額となるように交渉していきたいと思います。

今回は「そよ風」を使うので、作業量や施工方法を学ぶため、既にメーカーの講習会を受講してもらっています。
工務店側もおおよそイメージが出来ているようなので安心ですが工事前には再度、各工事業者に集まってもらい勉強会を行ってから工事に進むように段取りしてもらっています。

テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)

-2016.10.1-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)見積もり提出

外壁材が利口な価格で手に入りそうだ。
実施設計中に設備の仕様変更した分が思う様に金額が下がらない。
仕上げの工程を合理化出来る仕上げが有り職人さんの手間が少なく出来コストが下げられる。
以前使っていた雨戸がカタログから無くなり、代替としてシャッター選択としたところが増えた。
価格交渉の結果、専門業者さん達が協力してくれた。
前回の見積もりの数量間違いを正すと増えた。
見積もりの重複部分があり、減額出来た。

一歩進んで、一歩下がる。いや1.5歩進んで一歩下がるくらいだろうか。
前には進んでいる。

クライアントの予算に近づけるように、チェックとトライを繰り返す。

設計事務所の仕事は図面を描く事だけではなく見積もりが設計通りかどうかを見極めコストのバランスをチェックしクライアントの立場に立って交渉するという側面もある。

話は変わるが「そよ風2」(太陽熱や夜間の放射冷却など自然のエネルギーを利用して室内に快適な温熱環境を生み出すシステム)
を使用するテイネンゴノイエ#03 工務店、FORMAにとっても非常に多くの作業が生じる事になったもののクライントが気持ちよく暮らしてもらえる設備となるように全力で取り組む気持ちです。

rf_fuyu_toriire
ー冬の日中ー