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工事監理
-2024.2.15-
Scenery House 定例
引き渡しまで後4日。
最後の定例となります。
いつもは午前中ですが本日は夕方から。
照明器具の体感チエックと調整を行いました。
照明器具の体感はほぼ予想していた通り。
予想外な事は軒天井の板張りに内部の照明が当たり程よく存在感を放ってくれていた事。

もう一つは17:00頃太陽が南面の窓をかすめて東面窓の内側に映り込み反射してキッチンの奥の方まで光が届くというギミックが。

夕方なのに朝日の方向から光が射しこんでいます^^
帰り際にお施主さんが実際住んだら色々な気づきがありそうですね!と仰られていました。
住まい手だけが知っているシーンがあるのです。
NsHOUSE、過去の事例でも本棚の一角にかぐや姫の竹が光るように太陽の光が射しこんだり。虹の揺らめきが壁に出来たり、過去のお施主さんからそんなことを伺うのも楽しみの一つでもあります。
またそんな瞬間に出会われてはっ!と気づかれる心のありようが素敵だなと思います。
外部の工事があと少し残っていますが週末には終わるとの事。
あーいよいよ引き渡しの実感が高まってきました。
いつもうれしいような悲しいような複雑な気持ちになります。
でも今回はお施主さんが定例に皆勤で参加されるという稀有な体験でした。
最後の定例迄参加いただいて工事を見たり、職人さんに声をかけられたり、ご自分んで確認されたりして楽しまれている姿を見ながらの定例は工事の皆さんも気合が入ったことと思いますし、終始良い雰囲気の中で進められたと思います。
感謝です。
あと少し最後まで頑張ります!!
今週末の日曜日は完成見学会です。
残り枠は3組なのでお早めに^^
-2024.2.7-
Scenery House 定例
先週からの進捗報告。
作業確認。
質疑応答。
指摘事項の確認(随時)
淡々と進みました。

外構工事
床タイル張り、ポーチ屋根樋工事が進んでいます。
外部の土間コンクリート 押えの後 猫も押さえたらしく

足跡が・・・
駐車場の時はどうか参加しないでください。
見学会の日程が決まりました。
お施主さんもFORMAの事例を見学された事も有り、私たちの家でこれから家を建てる人の役に立てばと仰っていただいており 見学会の機会を設けました。
ご検討中の方は是非ご参加お待ちしています。
-2024.2.3-
Scenery House 定例
本日は完了検査。
以前は行政区の建築課の主事が検査に来ていたのですが、今は民間の確認検査機関に委託しています。
2階建ての住宅の場合は中間と完了の二回検査があります。
法律の規定については中間検査時の方が比重が大きくたくさんのチェック項目がありますが完了時に確認する事は少ないです。
今回の滞在時間もスピーディ!お施主もびっくりの速さでした。
即合格という事で検査済の発行も当日手配できたので帰りに検査機関で受け取ることができました。
この検査機関、3月で統合されて無くなるとの事で少しショックです。
いつもこちらが持ちこむ 難解な条件の法解釈や手続きにも親身に接していただき、審査員が非常勤講師をしている学校の卒業生だったり、責任者もとても気持ちの良い方、受付の事務員さんたちも気遣いが嬉しくてとても良い雰囲気の場所だったので密かに行くのが楽しみの場所でもありました。
さて現場の方は照明器具も2か所を除き完成。
引き渡しまでには夜のシーンも見たいところ。

前回未決事項の確認と是正箇所を確認し随時実行にあたることを確認しました。
外部はポーチ、アプローチのタイル張りが始まっています。

ポストと表札も取り付け完了しています。
表札、インターホンと一体なのですがボタンが7角形になっているという!!
細かいところにもこだわりが この表札はお施主さん支給品。
家の部品も気に入ったものを使いたいという気持は非常によくわかります。
外構が進んでくると更に気持ちが上がってきます!
-2024.1.31-
Scenery House 定例

塀もほぼ完成。
これからの植栽工事の為に先週には植える樹々たちを農場(森)にて選択してこられたようです。
地表面や植栽の設えを妄想するとにやッとしてしまいます。

アプローチの下屋もあと少しです。

照明器具 ペラ ペゾ(中村好文作) も無事設置出来ました。

取付している片持ちバーは床と同材でデザインしたものを大工さんに作っていただきました。

木製建具に設けたブラインドボックス こちらはレッドシダーで造作しています。
お施主さんも来られて養生が取れた空間を丁寧に見ていただいて、時々業者さんに質問されていて、これから始まるであろう生活の方に気持ちが動いてらっしゃる事が伝わってきました。
一月も今日で最後です。
引き渡しに向けて更によりよく、安心していただける家になるように取り組んでいきます。
引き渡しが見えてきましたが工務店さんたちとも更に帯を締め直して全力で取り組んでいただくことをお願いしました。
引き続き入っていただく、職人さん、監督さん、出入り業者の方々 引き続きよろしくお願いいたします!!!
-2024.1.23-
Scenery House 定例
美装(保護されている養生取り掃除する事)が終わり仕上げの状態が表れました。

床の色、木目の具合素晴らしい!
キッチンとタイル壁の納まりもばっちりです。
ソリッドなタイル壁とステンレスキッチンが調和しどっしり存在感を放ってくれています。
照明器具の取付は若干残っている状態、残りの設備機器の取付が行われていきます。
定例日に固定の予定があり現場を見られていなかったFORMA所員
いつもは気になるところを伝えてくれるのですが今回は気になるところなし!

松板も良い感じ!

外部は塀とアプローチの屋根をつくっていて月末ごろには出来上がる予定。
2月2日は完了検査の予定です。
-2024.1.18-
Scenery House 定例
内装の工事最後の見どころは手摺格子。

空気を循環させる工夫の一つでもある格子壁
横格子を留める為に考案したディテール。
小さな部材を挟むように立つ間柱サイズのダブルの柱ここがその秘密
横格子を留める釘やビスは見えないように配慮
手摺柱がごつく見えず軽い印象となり、階下の様子がちらりと見えて吹抜との一体感も高まるのも良いところと感じています。
こちらは昨年12月熱を出して休んでいるときにベッドでスケッチを描いて監督さんとやり取りする中で完成したやり方。
今後、この手摺をつくる際には標準ディテールになります^^

大工さんは内部の格子の手すりの後外部の塀を工事中。

そしてキッチンがついに設置されました。
業務用厨房機器で有名なタニコー家庭用キッチンブランド“MEISDEL”です。
お施主さんと打ち合わせを重ね、担当さんが何度も現場に来られて親身に取り組んでおられる姿が印象的。
各部の納まりも事前打ち合わせでより良い方向になるように調整が出来たと思います。
設置にはお施主さんも立ち会われミリ単位の精度できっちりと納まるように組み立ててはばらして調整するという職人魂を感じられたとお聞きしました。
今回は既に養生されていましたが扉のデザインと仕上がりの細かさが確認できました。
流石、厨房機器メーカー引出し内部もステンレス!
しかも扉の手がかりの工程をお聞きしてなるほど! 丁寧な仕上がです。この作業が出来る職人さんが限られているという事でおりその職人さんがいる工場でのみ作ることができるらしいです。
その技術伝承していただきたいですね。
17日から設備機器が取り付けれれて週末に美装が行われます。
その時にはキッチンの養生が取れるので見るのが楽しみです!

-2024.1.10-
Scenery House 定例
年明け 初めての定例会
本日は主に外回りの確認。
外部水栓、排水の位置、土間コンクリートの範囲等々
年末にお施主さんが支給品を搬入していただいたので実物をもって確認できることがありがたいです。
内部は仕上げ工事も80%進捗というところ。


いよいよ明日はキッチン取付。

そして明日からは手摺取付
材料は入荷済み いい素材です!


やはりこちらからのシーンが好きです。
-2023.12.28-
Scenery House 定例
先週は体調を崩して定例欠席。
一週空いてしましました。
しかし、現場とのラインのやりとりはほぼ毎日続きます。
体調が少し戻っては外構の図面を再チエック、現場の納まり検討など休ませてはくれません^^
そのせいか気持ちをしっかり持てたおかげで体調も戻りました。

内部はクロス屋さんが二人作業中。
少し強面の職人さん、貼るのが難しいと言われるエコフリースの継ぎ目がほんとわからないくらいの技術で張っていかれます。
監督さん曰くマジック!
目を凝らしてみてもすぐにはわかりません。
視線を感じた職人さんが振り返った時の笑顔が素敵でした^^

この日はキッチンのタニコーさんも来られて搬入時の近隣挨拶回られていました。
担当の方も年明けに搬入とあってドキドキされているとの事。
その気持ちよくわかります!
でもきっとうまくいきますね!そんな氣が流れていますこの現場は!

外構の塀の色
現品見本と塗り方で大きく変わります。
久しぶりに悩ましく、再度精度を上げて塗装してもらい決定することになりました。
今年は本日が最終日。
来年は1月10日 定例です。
-2023.12.15-
Scenery House 定例
足場が外れました。
設計時のイメージパースはこんな感じ



高さを変えて重なっている大きな片流れの屋根が印象的になりました。
天井高さの違いがこの形の理由となっています。
一戸建てでありながらスペースの性格ごとに天井高さの変化でゆるく分けられていて天井高さの変化によってその居心地や人の氣持ちが変わることを意図しています。
上を見上げたくなる上方向に延びる場にはハイサイドの窓があり空が見えると同時に冬場は日射取得し空間を暖めてくれます。
天井高さを抑えた空間は人の視線を水平、もしくは下方向に意識が向かいます。
その先には地窓という日本建築の様式で使われる床面に窓を設けその先には植栽が植えられ四季を楽しめる庭となるでしょう。
家と庭(外)のつながりを大切にしています。
そんなシーンを感じる事の出来る家がこの家のコンセプトの一つです。
本日の定例は庭に植える樹々の打合せ、eniの堀江さんとお施主さんの顔合わせ、要望、設計趣旨をお伝えできました。
堀江さんの中でもイメージが広がっていることと思います^^
1月に農場へ木を見に行き、2月に工事という流れとなりました。
思い返せば堀江さんにお願いしたのは【Ns’house】 外構から。直後に独立されたので15年以上のお付き合いでしょうか!
堀江さんのつくられる庭は木々を選ぶ過程のお施主さんとのヒアリングからデザインの提案そして施工からメンテナンスまでを安心してお任せすることができます。
何より庭へ対する想いをしっかり持って取り組まれていると長年見てきて感じています。
想いをもって事物を扱うという事、想いが積み重なるようにして一つの形や場が出来る(つくり続ける) 暮らし手は自分たちにとって良いと思えるように設え、整え、時には改変してよりよいように暮らし続けていく。
そんな人の営みがそこに身を置いた時に居心地や氣持ちの良さをつくるんじゃないかなと思います。
足場が取れて外部の配管工事。

内部は仕上げ工事進行中です。

階段の段板