建築現場日記

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具体的なスケッチ

兄の家と弟の家

-2023.1.6-

兄の家と弟の家  工事中の仕事(監理)

新年あけましておめでとうございます

早々ですがキャビネットの案を作成してみました。

お施主さんから依頼のあったTV脇に置くキャビネットのデザインです。

1段目にはリモコン類

2段目 TVチューナーとハードディスク

3段目 ゲーム機、ルーター、コントローラ

4段目 ゲームソフト、コード類

お施主さんのご希望を先ずは踏襲しました。

熱を持つ機器類にはベンチレーションの為に側面と背面はオープン又はスリットをいれました。

素材は杉の集成材としました。フレームは18mm 内部棚は9mmと使い分けます。 

床の杉材、テーブルのJパネルと良く合うことでしょう。

扉の反り止めには背面に金物を打ち付けます。

実際置いたイメージを書いてみると違和感ない大きさ。

イメージ伝わるでしょうか?

ここから更にお施主さんと揉んでいきたいと思います!

依頼に対するアウトプットを行いお施主さんが決断するためのお手伝い。

アウトプットが無くても決断される場合もありますし、実際にカタチを見えるようにする事も有ります。

工事中はこのようなことも行いつつ、工事監理の仕事をしています。

監理といってもわかりにくいですよね

どんなことをしているかと言いますと

設計図書通りの工事がなされているかの確認。

具体的には毎週の定例会議、工事の進捗に合わせて 工事の前に工事に対する質疑回答を行います。 工事の手順や設計の意図を伝えて工事の内容が共有されているかを確認したうえで工事にかかかります。

図面や書面、言葉で伝えていても時として思い違いや勘違いという事が起こることがあるのでそういう事が起こらないように工務店、職人さん、設計者も含めて相互に事前確認をするイメージです。

設計図を更に細かく書く施工図というものがあります。

これを作図したり、工務店の書いたものを承認する仕事。

これがあると、工事前に問題点や課題を解決できたり大きな勘違いが起こりにくくなります。

あとは工程進捗の把握等々。

現地で行う現場確認、各種検査の立ち合い、職人さんとの質疑回答。

事務所で行う各種届出、申請書類の作成と工務店からの報告書確認、工事に際して必要なものや事の再確認、等々

工事中は常に何かの宿題があり工務店さんと連絡を取りながら進んでいきます。

最近では、オンラインや、SNSツールも使うことで便利になってきています。

でも実際に現場で監督さん、職人さんと話しながらというのも大切だと思っています。

ここ最近は、非常に寒いので差し入れにあったかいコーヒーやお菓子を差し入れするのですが、休憩時間に何気ない会話から職人さんたちの仕事に対する思いを聞くことが出来たりすることも大切な時間です。

本年も引き続きよろしくお願いいたします。

兄の家と弟の家

-2022.12.15-

兄の家と弟の家 定例打合せ

更に気温が下がってきています。

断熱工事も始まっており窓もついていますので寒さも少しましです。

防音材も納品されました。

内装工事と外装工事が同時進行、外壁が一部張り出されています。

断熱材も奇麗に入れられていてサッシ廻りの小さな隙間も発砲ウレタンで埋められています。

外壁も良い雰囲気。

二階の天井の下地が現れ空間の容積が把握できます。

窓の位置を計測して納まり再確認。

そしてこの図面をつくります。

タイルのサイズに合わせて割を決め、棚板、制作キッチン、造作カウンターの微調整をします。

工事前に、この図面を元に監督さんと職人さんで相談しすり合わせして進めていきます。

このタイルは名古屋タイルのクロジョーロ 

目地が小さくできそうなタイルで発色がとても奇麗です。

ラフに使う土間の壁はフレキシブルボードです。

商品やメーカーによって色が異なります。

私としてはタイプBが良いかなと^^

軒裏の天井 木毛セメント版。

高圧形成された竹村工業のTSボードを使います。

軒裏に貼る場合はこれをよく使います。

Dmaine T  Kitchin Garden House もこのタイプ

木と水とセメントからできている素材で防火性、耐久性、強度、防蟻性、防音性に優れます。

重さがあるので大工さんには頑張ってもらっています^^

次週はいよいよ2022年最後の定例です。

気密試験を行うので結果が楽しみです。

クラノイエ

-2021.4.19-

@クラノイエ 基本設計中

仕事場と暮らし。

内容がどんどん決まっていきます。

リノベーションでは選択枝が限られるものの、考えるところはたくさんあります。

じっくり費用対効果や 使い勝手や心地よさを考えながら選択していく感じ。

楽しいです。

-2021.7.18-

施主は孤独 序章 

「施主はめっちゃ孤独・・・」とおっしゃるお客様。

ほんと心の叫び声として聞こえてきました。

家を建てるにあたりどこに頼もうかと知り合いのい顔を思い浮かべ。

出てこなければどこがよいやろとネットで調べ。

失敗したくないという想いで様々な情報を比較し絞ったホームページを読み。

youtubeで建築系ユーチューバーのいう事をなるほどと思いながら知識を得て・・・

すごくたくさんの時間をかけておられる。

そして、今も調べ続けている。

そんなお客さんと出会い。今 一緒に家作りをしています。

そして過程では悩ましい問題が次々に起こる建築計画。

それをそんなお客さん( 井元さん)一家と乗り越え協働するさまを楽しみながらつづっていきたいと思います。

出演者

井元さん:夫、職業柄、洞察力やモノの本質を見通す力がすごくある方 家づくりを通して建築に興味が湧いている

エイコさん:奥さま、いつもやさしい二歳の娘の母、アートを仕事にしていて立ち居振る舞いに優美を感じる

ひかちゃん:めちゃくちゃかわいい二歳の娘さん

義母さん:話によく出てくる御母堂さま あらあらしかり人

かわちゃん:工務店の社長

私:設計者

ちえ:所員

2.5階の家

-2020.1.23-

@2.5階の家 建築現場日記がスタートします

先日、地鎮祭が無事に行われた『2.5階の家』の建築現場日記です。

敷地の段差を外階段で1階レベルまであがるプランを考えていたのですが、屋内に取り込むほうが楽しいプランのできあがり!玄関から半階あがって1階のフロアがあります。

敷地に段差があることを利用して駐車場からはフラットに家に入り、玄関奥には1階の床下になる空間を収納として使います。外部の自転車スペースも、人の行き来に左右されることなく場所の確保ができました。

コンパクトな段差のある敷地の「2.5階の家」お楽しみに!

K House

-2020.1.23-

@K House(仮) 建築現場日記

素敵なさわやか家族の写真を飾る壁面を作りたい。

階段好きなご夫婦共通の思いに、アートになる階段も考えたい。
まだまだスタートしたばかり、どうぞお楽しみに!