category
工事監理
-2023.6.15-
デグチノイエ 定例
定例会議、本日は午後から。
現場の方は週明けから給排水管 工事が進んでいました。

今回は2階に水廻りがあり天井に配管が通ります。

排水管をパイプスペース(下階へ落とす位置)まで導くまで、竪管について防音対策されていることを確認しました。
外部工事は雨続きの為に進んでいないとのことですが一部は外壁の杉板が張られていました。

雨でぬれた緑が黒い外壁に映えるさまを想像してテンションが上がります^^
これからの工程は内部は断熱工事、プラスターボード貼へ進みます。
外部は引き続き外壁工事です。
今週末は気密検査なので性能を高めるべく、気密の性能が落ちそうな箇所を工務店さんと確認し検査までに改良又は是正してもらう事とし性能の目標値も理解してもらい試験に望む事となりました!
-2023.6.5-
デグチノイエ 中間検査

床と造作材 経年変化も予想しつつ。
デグチノイエのコンセプトの一つに古くなっても味の出るものを選択する! というのがあります。
その様な選択になればと思います。
定例打合せ後は中間検査と瑕疵保険の構造体検査。

無事合格です。
担当の大工さんいつも整理整頓されていて気持ちよい現場です。

外部の気密も準備出来て、来週から電気設備、給排水設備の工事が入ります。
工事完了以降に気密測定試験の予定です。
-2023.5.21-
デグチノイエ 現場監理
定例打合せの日
工事担当の山手工房の社長と建材屋さんとで
建て方後の各部の作業方法を確認していきます。
今回は登り梁構造なので気密を取りやすくなっています。
前回の工事では性能は出たものの現場の作業が相当大変だったとの事で今回は事前に費用対効果を検証しつつ構造を決めていきました。

議題は母屋部材と下地材の納め方。
母屋(登り梁に直行する部材)が屋根の勾配に合わせて直角に取り付けているので下地部材の寸法、取り付け方を再確認しました。
気密の勘所や抜けがちなところをお話しさせてもらい工事に反映していただくことになりました。
[備忘録]
・サッシ取付時: 先張りシート/スペーサー部分
・玄関枠フレームのジョイント部
・設備配管箇所
・接合金物:通しボルトの気密とヒートブリッジ対策
・外部ボード

この窓からは森が見えつつ、視線は気にならない。
環境は住むうえでほんと大切だなと思います。
なんせこの現場に来るたびに癒される氣がします。
そんな話をしていたら工事の方も同じ感覚だという事。
そこに住めるお施主さん うらやましいです^^
-2023.5.12-
デグチノイエ 建て方

本日も晴天!
建築地は周囲に緑が広がりここに来るとなんだかホッとします。

梁の上立つ大工さんすごいですね~

土、日、月の天気予報は雨。
なので作業も急ピッチで進められているとのこと。
でも気密に関する部分は確実に行っていただいています。

夕方には下地まで完了。

雨に備えてシートですっぽり覆われました。
予定通りの作業が無事終了。
大工さん、屋根屋さん お疲れさまでした!
ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
-2023.5.11-
デグチノイエ 土台敷
本日も良い天気に恵まれています。
昨日に引き続き土台敷、床板の工事です。
大工は尾崎さん


打合せしている間にどんどん進みます。

この日、予報では28度になるとか
暑い中お疲れ様です。
上棟日に備えて着々と進みます!
-2023.5.8-
Scenery House 許認可申請始まる
本日は市役所の建築指導課へ出向き 調査依頼書という書類提出に行きました。
受付番号表をもらって、その後各課へ持ち回り 参画協働課、下水道課を回りました。
行政が変わると申請の方法が変わります。
事前に調査済みなので想定内ですが、工事着手前に自治会の会長へ連絡が必要との事。
建築地は自治会が無いので不要と思いきや、隣接の自治会に連絡をしてくださいとの市からの協力依頼。
通学路等の見守りの取り組み上「きめ細やかな安全確保をするために、近隣の建築工事に関して情報提供を徹底してほしい」という要望がある為。
工事業者が決まったら引き継ぐことにします。
同時に進めていた確認申請も近日中に提出することになります。
今回は長期優良住宅認定申請は行わないという事ですが 許容応力度計算にて等級3以上であることを確認。(外皮性能、省エネ性能も計算し仕様を決めています。)なので自主的長期優良住宅認定レベル
そして今回は南面の採光が永続的に得られそうなのでパッシブデザインを取り入れています。
冬場の日射取得、夏場の日射遮蔽(庇とブラインド)で冷暖房費を自然の力を借りることでエネルギー消費低減する家となります。

このCGは冬至のお昼ごろの太陽。
-2023.5.8-
デグチノイエ 打合せ
GW お休みの合間に打合せ。
図面変更内容と要望による金額変更について再確認。
床と他素材の相性などを相談。
休み明けの上棟に向けて氣持ちも高まってきました!
工事の方は上棟に向けて準備万端。

-2023.4.21-
デグチノイエ 基礎工事
配筋検査の後、コンクリート打設。


打設完了後、数日後に立ち上がりの型枠設置

そしてコンクリーと打設。

バイブレーションを掛けながら隅の方までコンクリートを行きわたらせます。
打設後はコンクリートがしっかり固まるまで養生期間を取ります。
建て方はGW明けとなるので養生期間は長めにとってもらいました。

コンクリート面も非常にきれいと報告がありました。

建物の大きさと敷地との関係が立ち上がってきました。
背後の森と建物がこんな感じで向き合います^^
外構のブロックも順調に進んでいるようです。
-2023.4.8-
デグチノイエ 基礎工事 配筋検査
配筋検査
基礎のコンクリートの内側にある鉄筋の種類とピッチ 組み方などを間違いがないかの確認です。
コンクリートは圧縮に強く引張には弱い材料、なので引っ張りに強い鉄を内側に入れることでどちらにも強くなる構造なのです。
だから鉄筋コンクリートと呼ばれます^^
内側の引っ張りに耐える鉄筋には工事にあたって、たくさんの決まり事 ルールのようなものがあります。
構造図の仕様書や標準図等に記載されているのですがルール通りに出来ているかの確認が配筋検査となります。

一目見てきれいにに見える工事。


図面通り、標準図通りに整然としっかり組んでいただいています。
しっかり引っ張り力にも耐えてくれると思います!
こういう現場を見ると嬉しくなります^^
実は某瑕疵保険会社の委託検査員を設計の傍らで長年やっていたので検査した数で言えば1000件近くはなると思います。
なので鉄筋の加工方法、組み方、熟練度、段取り等が良くわかるのです^^
今回は工事担当の山手公房さんの仕様で基礎断熱です。
長期優良住宅の外皮計算を行う際に性能が思うようにならず苦労しました。
温熱区分が5地域であることが大きな原因だったのですが係数の使い方や断熱材の厚みを工夫して断熱等級6UA値0.46>0.42W/㎡Kとなり 無事クリアできました!
一次エネルギー、BEIは0.79となり判定は達成となりました。
断熱等級5基準では達成は難しかったと思われます。
5地域において長期優良の仕様においては注意が必要ですね。

帰りは宇治川ラインを通ってみました。
マニュアルの車で走りたくなりますね^^