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工事監理
-2023.12.6-
Scenery House 定例
先週の定例後 大きな変化がありました。

そとん壁施工中の状況 (写真はお施主さん撮影)

こちらもお施主さん撮影
定例会議は毎回出席されてます^^
今回も私がいけない時にも工事見学をしていただいていまして、階段の感想やそとん壁のかき落としの工事を見て職人さんとの会話された様子をお聞きしました。
「そとん壁もとてもいいです!
ガルバとそとん壁、とても良い雰囲気!
かき落とされて表情が変わっていくそとん壁の様子や職人さんの作業は、いつまででも見ていられました。
トラス階段を見て小躍りしそうになり、かき落とされたそとん壁を見て小躍りしそうになり…
これからFORMAで家を建てる方達には、ぜひ現場に行くことをお勧めしたいです笑」
現場の楽しみ方にも様々だなと思いました。
というのもお施主さんの御実家は阪神淡路大震災で被災されたのですが幸い倒壊を免れて家をしっかり建てられていたことに興味を持っておられて実際造る職人さんにも同様の想いがあられたようです。
ご自分の家を建てる時にどんな職人さんに作ってもらうのか。
多くのお施主さんは家が出来上がって暮らし出すと造る間のストーリ―は薄まっていきます。
でもこのお施主さんはつくる過程の数々の出来事がシーンとなって思いだされるのではと思うとほんとにこの家のことを理解していただいているなと思います。
定例の時に合間の会話での空気感がとても心地よい現場ですきっと良い家になると思います。
帰りに道にお施主さんが
「階段の影がきれいでしたねぇ、あの影が動くんですね!」
とニコニコしながらおっしゃっていたのが印象的でした。

ぼくもそう思っていたので写真を撮っていました^^
こんなシーンに感じていただけるお施主さんだからこその提案だったのでほんと良かったです。
来週はいよいよ足場解体!
楽しみは続きます!!

窓と太陽の関係。
ほぼ予想通りの結果ですが念のために確認。
冬場でも朝からしっかり日射取得できそうです!!
-2023.11.30-
Scenery House 定例 家具工事打合せ2
前回は設計者と施工者でのやり取りを行いました。
今回はお施主さんの要望、使い方のイメージなどもあるので施工図の確認をお願いしました。
こうして事前に可視化して共有することでクオリティーも良くなると思います。
検討段階で立ち位置によってのよりよくなるための提案が出てくることで変更を余儀なくされることもありますが判断は大きな観点、お施主さんの想いに委ねます。
もちろんコスト、工事期間、作業工程、他の工事との関連性等、多方向の検討も必要ですが。
最終家具図面を確認して製作が始まります。
ものつくりの現場では関わる関係者や職人さんがフラットに意見を言い合える場が大切だと思います。
その場で得られた意見の意味を理解したとの比較で検証するなどして知見を次の設計に活かしていくのですが、その時に僕がベストと思う設計でも職人さんの考え方や手法によって異なる方法がベストの場合もある訳です。
結果、その方がきれいに仕上がったり、同じ金額以上の仕上がりだったりするので 作る前のこうした意見交換も重要と考えています。

天井が貼られました! 点検口も違和感なく納まりました。

木製窓 ヘーベーシーベー。
11/30は階段設置
12/1はそとん壁

そとん壁 W121(白)仕上げはかき落とし
骨材が入っているため細かなかき落としはこれが限界との事でした。
12月に入り外部工事が終わるといよいよ足場が外れます!

-2023.11.23-
Scenery House 定例 家具工事打合せ
前回の打合せ内容が工事されていました。
良い感じです。

仮設床がありスキップフロアになってますね^^

大工さんの配慮で微妙に面取りしてくれています!
心使いがうれしくなります。

洗面カウンター
あまりにも床色に近いので奇跡かと思いきや塗装済みとの事 そりゃそうだ(笑)

天井にはグラスウールが310㎜の厚み 下部にはスカッとシートこの後プラスターボードが貼られます。
いよいよ大工工事も大詰め残すところ二週間ほど。
外部の仕上げも着々と進んでいます。

そとん壁の下塗です。 割れ防止の為、ファイバーメッシュがふせこまれています。

ガルバリウム鋼板も完了。
軒の木部も美しい!

キッチンの食洗が輸入の関係か間に合わないとの事、代替機種で対応との事。
何が起こるか想像できませんが間に合うという事で良かったです。
-2023.11.16-
Scenery House 定例 外部工事進む
外部工事が進められています。
軒裏の木部

フレキシブルボード

外部用のフレキシブルボードは非常に硬い素材。
美しく留められるようにビスの選定まで口出ししてしましました。(過去に経験があるので^^)
・軸の径:3.3
・ビス頭の寸法:5㎜以内
・フレキ付き: 素材を傷めずビス頭が埋まるように
・素材:SUS401 強度、耐摩耗性、耐食性に優れる
工務店さん、職人さんに探していただき良いビスが見つかりました!
ビスが化粧となるのでピッチや打つ位置がそろうように張っていただいています。
素材、施工方法の扱いが丁寧だとその分見え方が良くなると過去の経験から感じています。

外壁のガルバリウムも順次貼られています。

そとん壁下地も ラス地の後、モルタル用防水シート、専用ラス網が取り付けられています。
ラス網のかさね代、タッカー(留め釘)のピッチも施工要領書どうりです。

内部はフローリングが貼られて壁の下地となるプラスターボードが貼られています。
下地を入れる箇所、コンセント類の確認が終わりどんどん進みます。

11/4の気密測定の結果は 0.19cm2/㎡ 建物全体で4.3cm角の隙間がある程度なのでかなり良い結果です。

-2023.11.2-
Scenery House 定例
10/25定例

キッチン設備配管墨だし後立上完了

下地補強箇所の確認
お施主さんはコンセントの配置を確認していただいていました。

2階外壁部 断熱材の種類、厚み、施工方法確認

屋根が葺かれていました。
そとん壁の下地工事の為養生中。

一段上の屋根工事も完了

軒裏の通気部材、防虫網 確認
破風のガルバリウム鋼板加工もばっちり

サッシ廻りの防水状況
貫通配管の施工状況
いずれもきっちり工事されています。

そとん壁下地 ラス地の杉板は通気工法です。
11/1 定例

階段施工図の打合せ。
制作物になる階段、取付方法、下地、止める為のビス 松本大工と調整。

床が搬入 梱包ばらして程度を確認、良い風合いです。
無垢のよさでもある杢目、板目、柾目より等々 松本大工のセンスで張るということになりました(本人は自信がありそうです^^)

美しいです!
この後すぐに傷が行かないように養生されてしまい完成までは見る事が出来ません。

そして1階の断熱材の確認
ルフロ(換気扇の配管ルート、径)確認

明日には玄関引戸木製サッシが届きます。

下枠設置前に水切りを入れ下枠を乗せる仕様としています。
ディテールを何枚図面書いたか忘れるくらい書きました。
結果はシンプルなものになりました。
でも手を動かし考えるのが重要と思います。

本日も快晴。
工事も順調です。
-2023.10.11-
Scenery House 上棟 定例

10月6日 大安 上棟

空間のボリュームが現れました。

定例確認事項
・これからの工程の確認
・工程内の質疑回答 手順確認。
・屋根工事の下地、色、詳細納まり寸法 確認
・中間工事 予約 10/16月曜日 13:20~
・内部造作、下地の施工図
等々
この日の打合せにはお施主さんも現場に来られて内部を観て観ておられました。
そしてうれしい差し入れありがとうございました^^

待ちきれず食べてしまいました^^
-2023.10.4-
Scenery House土台敷

昨日の墨だし、本日は土台敷が始まりました。
監理では
気密パッキン、通気パッキンの設置個所。
建て方時の気密方法手順の再確認。
設備配管、基礎貫通部の防蟻処理。
基礎水抜き穴をふさぎ防蟻処理。
などを確認しました。
建て方の日も天気が持ち直しそうで結構できそうで一安心です。


いよいよ建て方。
建物のボリュームが現れる瞬間です。
-2023.9.27-
Scenery House 型枠コンクリートブロック積

数日前から材料が運び込まれてブロック積が始まりました。
本日はブロックを実際に積み始めている状況の確認です。
ブロックはどうしてもカットする時埃が立つのですが 掃除機付きのカッターを使っておられるので幾分ましです。
工事中は埃はつきものですが隣家の車や壁、屋根に飛びそうな氣がして申し訳けなく思います。
隣接の住人の方も「楽しみですね!」と声をかけておられました^^
しかしこの現場に来るたびに思うのは心地の良い風が吹いていること!
このことを感じるのは僕だけでなく監督の井上さんも感じているとの事。
暑いけど優しい風が吹いていてマシらしいです。

目地が小さくて良い感じです。
あと一段積み上げて完了です。
水抜き穴の設置が終わり次第コンクリート打設の予定です。
そして9月上旬から施工図のやりとりをしていた玄関入口を兼ねる木製引戸の寸法をお施主さんに説明して承認をもらいました。
その他の付属材料の色も決まり、もうすぐ発注となります。
来週はいよいよ建て方。
天気が良いこと願います^^
-2023.9.7-
Scenery House 鉄筋工事 配筋検査
まだまだ暑い日が続きます。
日中の鉄筋は触るとやけどするくらい暑いのだろうなと思います。
職人さん本当にご苦労様です。

非常にきれいに組めております!
種類、径、ピッチ、継手長さ、定着、かぶり厚さ、開口部補強方法、深基礎部分増し打ち補強筋 等々確認しました。

瑕疵保険の鉄筋検査は合格!
「検査員さん全景写真撮り忘れてませんか^^」

FORMAの検査も合格ですがいくつかの追加をお願いしました。
上の写真 基準の鉄筋は捨てコンから立ち上がるのでかぶり厚さが取れません。
なので防錆塗装をすることになっています。
鉄筋を組んだ人がそんなところを理解している場合は安心です。
もちろん指摘するまでもなく施工済みでした^^



長期優良住宅では維持管理の為に配管をコンクリート内に直接埋め込むことはしません。
埋め込む場合はさや管を入れておき内部に配管を行います。
さていよいよコンクリート打設となります。