category
工事監理
-2024.11.6-
電気配線工事@陽と樹の家

配線工事の打合せ、今回は2階床を表し仕上げにしている為天井裏で仕込むことができないの配線ルートを事前に想定して設計していました
実際に施工するとなると色々と調整する箇所が出てきます
ミーティングでは質疑回答と具体的方法のすり合わせ等盛りだくさんとなりました

担当の大工さん
いつも現場は整理整頓されていて気持ちが良いです
前回で確認していた気密の弱点となりそうなところも既に気密が取れる処理を先回りしてくれています
実はこの大工さんは職人さんの中でも気密において実績のある方なのです、こちらの要求を理解したうえで更により良くするように考えてくれる頼りになる職人さんです

配線と大工工事の納まりを確認中
-2024.11.1-
構造金物設置@陽と樹の家
構造の要素である耐力壁、柱の抜けに対応する金物が取付されています。
取付を工務店、監理者で確認したのちに行政と瑕疵保険会社の検査を行います。
言ってみれば4者の目で確認を行うのです。
設置忘れや金物の締め忘れ等を厳重に確認するところ
結果は合格です。

以前委託検査員をしていたJIOさん 検査道具も進化していました^^

特定非営利活動法人 都市づくり建築技術研究所さん
細かく確認されていたのが印象的



隣家の庭園の緑が美しいです
来週は電気設備工事が始まります
-2024.9.25-
基礎工事 地業~配筋 @陽と樹の家

配置、設計GL再確認後掘削開始

砕石厚確認

擁壁側の入念な転圧を実施

ターミダンシート


・人通口位置

・鉄筋種類 径 形状 位置 寸法 ピッチ 確認

・重ね継ぎ手 定着寸法 形状 加工状況 確認

・立上りフック 確認
・スラブ配筋 径 形状 ピッチ

・設置面のかぶり厚確認

・補正事項として防湿防蟻シート破損部の是正
・コンクリート品質、強度の事前確認




仕上がり状況確認
-2024.9.21-
基礎工事 @陽と樹の家
先ずは掘削からです。
掘削の為には基準となる地盤面の高さがはっきりしていないとどれだけ掘る必要があるのかが明確になりませんので地盤面の高さを基準になる不動物(今回は前面道路のマンホール蓋中心)から基準高さを決めています。

工事の際に確認する事項
・配置寸法、周囲の空き寸法 :図面通り
・設計GL(地盤面の基準になる高さ):図面通り
・擁壁から1.5m範囲について地業の際に転圧(重いランマー使用し入念に行う)し床付けを行う:工務店さんから職人さんに伝言し (写真提出)
・仮設トイレ位置 :OK
・表示板:配筋検査時に取付 看板は準備済
・仮囲い:OK
・既存道路を傷めないように指示:L字側溝天端養生
・次工程の予定を確認
・配筋検査日9/25 午前中 コンクリート打設9/26
・コンクリート打設にあたり事前に強度確認をする為、設計基準強度、温度補正を加味した呼び強度(発注強度を算出) 施工者に報告を求める
現場からの報告で今後の課題として
擁壁の水抜き穴から降雨の際(激しい雨)に水が排出されていたことがありました。
地鎮祭時に北東角が湿気ていたのが気になっていましたが排水計画を考えておく方がよさそうです。
北側に雨水桝を東西二か所に設けているので 簡易的なU字側溝を設けて枡に接続するのが良いかと思います。
今後相談したいと思います。
まだまだ暑い日ですが工事関係者の皆さんありがとうございます!

-2024.9.5-
美装工事@ひびきのアトリエハウス
美装工事とは 工事中の埃や汚れを取り除く工事です
昨日終えた後の本日は クライアントのご家族で仕上がりを見ていただきました。
「よくなったなー」
「いい感じやなー」
「きれいやなー」と感想が聞こえてきます。
これから始まる暮らしに想いを巡らせながら見ていただいているんやろな~と感じます。












残工事は
畳
建具つり込み
外構工事
-2024.8.10-
内装工事@ひびきのアトリエハウス
工事もいよいよ大詰め
内装工事に入っています。

天井が仕上がりました。
横長の連続窓は人の氣持ちを拡張してくれます

左の窓から右の窓へ天井に流れを感じる変化をつけています

風致地区にも適合する下屋根瓦と組み合わせたベランダ

この窓からはこの地域の風土や歴史をを感じる風景を感じる事が出来ます。
特に桜の季節は最高だと思います!

外部は左官屋さんがデッキの下地を作ってくれています。
-2024.6.2-
屋根工事、設備工事、床断熱工事 @ひびきのアトリエハウス

既存の瓦は土葺き、軽量化の為桟瓦に葺き替えしています。
軽量化することで耐震的にも構造評点が向上することにつながります。
瓦の耐久性は物によって異なりますがいぶし瓦で30~50年と言われています。
耐久性といっても瓦自体はしっかりしたもので長い年月の台風や地震、雪などによりズレや割れが起こり補修しないとその部分から雨漏りして下地や構造を傷めてしまう事になります。そうならないように維持管理することが大切になります。
今回の葺き替えで更に長い年月に耐えてくれると思います。

設備工事の配管が完了しています。
漏れがないか試験での再確認お願いします!

床断熱はフェノールフォームを使った断熱材です。
こちらの熱伝導率はλ=0.020W/(m・K)
グラスウール14K断熱材の熱伝導率はλ=0.038W/(m・K)
熱の伝わりやすさが倍近く違うので 約半分の厚みで済むわけです。
床下等の高さが限られている場所等には重宝する断熱材です。

補強が進んでいます。
そして外部のシートが取れ、外部の景色がわかるようになりました。
浴室からの眺めとなります。丁度松が見えますね!その向こうには田園風景が見えます。

北面の窓、こちらの解体が終わったので光の量が増しました。
室内もだいぶ明るくなりました。
北の光は安定しています。
但し夏至近くでは朝夕の日射が入る可能性もありますのでそこは住まい手がロールカーテンなどで遮蔽を行う事になります。
この日はお施主さんも現地に来られて現場内部を観ていただきました。
美味しい差し入れをありがとうございました。
-2024.5.24-
土台敷、既存柱撤去、新設柱盛り替え補強確認 @ひびきのアトリエハウス
本日の定例時の進捗状況は
・土台敷
・減築部の構造補強、新設部の架構組み立て
・既存柱撤去 新柱増設


元の構造を利用しながら屋根(一部バルコニー)として作り変えます。
梁の大きさから新規の柱で受けると共に受梁を挿入して補強していく予定です。

キッチンは間口を少し広げカウンター収納とキッチンの並列となります。
緑のテープは新たな開口部箇所を示しています。
以前の窓より高さを確保し視線、意識が上に行くように配置しています。
窓といえばサッシが搬入されていました。
外部では屋根の葺き替えが始まっています。

次回までの作業工程としては
構造用の金物設置、以後検査
床の断熱と床板の設置
外部のサッシ取付
の予定です。
-2024.5.1-
ひびきのアトリエハウス 配筋検査 耐震補強基礎
GWの中日ですが工事は進んでいます。
予想通りの布基礎であり、一部減築部の基礎を撤去した際鉄筋の入っていない無筋基礎という事が確定しました。

無筋の基礎立ち上がりに添える形で新たな基礎を設けて内側から補強しべた基礎(スラブ)で一体化させる補強方法を取ります。
減算段階でべた基礎を無くす案も出ていましたが採用しなかったのが正解でした。ナイス判断でした。
この建物は昭和53年に新築された建物ですが基礎鉄筋が入っていませんでした。
昭和51年頃の記憶ですが基礎工事で細い鉄筋が入っていたことを覚えていて実務に携わるようになってからの解体立ち合い現場を振り返るとこの時代は鉄筋ありとなし どちらも存在していたようです。
本日は鉄筋が組みあがり図面通りに使用されているかを確認する配筋検査を行いました。
指摘事項がありましたが是正確認できたのでコンクリート打設する事となりました。


既存基礎に穴をあけて鉄筋を差し込みコンクリートを打設して一体にします。

その後、風致地区許可の件で京都市役所へ。