ほっちゃんの家
-2026.1.29-
基本設計
予算を確認しながら、基本設計を進めています。
これまでのヒアリングで整理してきたご要望や、そこから導き出された与条件を整理し、基本設計へと落とし込んでいく段階です。
性能向上調査の資料を確認しながら、コストとのバランスを見極め、最適な方法を検討していきます。
今回の計画における大きな改善点は、次の3つの柱にまとめることができます。
・建築の物理的な性能向上(耐震改修、温熱環境の改善、劣化対策、音や映像を楽しむ部屋づくり)を実現するためのディテール。
・日々の使い勝手と、将来の暮らしの変化を見据えた機能性を内包する平面計画。
・既存建物がもつネガティブな印象を改善するためのデザイン。
これらを実現することで、暮らしの質と愉しみが広がり、安心して住み続けられる住まいにつながっていきます。
基本設計と並行して概算見積もりを行い、工務店さんとも情報を共有しながら計画を進めています。
その道中で、設計の方向性をお施主さんと共有する機会を設けました。
ARCHICADによる3Dモデリングを見ていただきながら、空間デザインのアイデアや方向性をリアルタイムで共有します。
図面だけでは分かりにくい空間の広がりやつながりも一目で把握でき、判断もスムーズに進みます。
この日も、垂れ壁をなくして空間をひとつながりにすることや、階段を室内空間に取り込むアイデアをすぐに理解していただき、
「これいいね!」
と、方向性が定まりました。
こうしたプロセスも、私たちに相談していただく価値の一つではないかと感じています。
広範囲かつ深いヒアリングをもとに、多様なアイデアを検討し、最適と思われる提案をリアルタイムで共有できること。
それが、お施主さんのこれからの暮らしに近づくためのサポートだと考えています。
基本となる考え方や方針を、どれだけこの段階で最適化できるかによって、完成時の住まいの質は大きく変わります。
最初の段階で考えうることを余すことなくテーブルに出し、検討を重ねながら、実現に向けた具体的なアイデアへと落とし込んでいくこと。それもFORMAの大切な役割の一つです。
-2025.12.18-
性能向上調査
総合的にリフォームを行うための調査で基本設計を行うための基礎資料となります。
一言に調査といっても目的があり調査により内容が異なります。
目的に合った調査を行うことをお勧めします。
一般的な調査診断の種類です
| 一次的調査(既存住宅インスペクション) | 二次的調査(耐震診断) | 性能向上調査 |
| 劣化調査 | 劣化調査 | 劣化調査耐久性/省エネ |
| 耐震性 | 耐震性/バリアフリー | |
| 温熱性/火災時の安全性 | ||
| 定期点検・中古住宅売買時の検査 | 現状の耐震性を知りたい 耐震補強について検討したい | 耐震、温熱など総合的にリフォームを検討したい |
場合によっては
・一次調査→二次調査
・二次調査→性能向上調査
と徐々に進める場合もあります。
その場合も前回の内容を踏襲しながらより詳しく調査することになるので無駄とはなりません。

今回も二次調査→性能向上調査 というルートです。
二次調査資料があるので 性能向上調査の基礎資料を基に重複する調査を除きながら調査方法を立案することもスムーズとなりました。
今回の主なチェック個所は以下の通り
・外壁面素材ごとの劣化程度把握
・増築部分の断熱存在
・基礎立ち上がりの存在把握
・旧水回りコンクリートブロックの存在把握
・断熱存在と種別の確認
・増築部分の工法と壁工法把握
・内部の段差、外部への段差把握
・既存の手すり位置
・各開口部のサイズ、種別、ガラス把握
・外部の排水状況
・設備機器の配置、個数の把握
住宅医による調査は複数人で行うことが多いですがこの現場では一人で行いました。
お施主さんにもお手伝いいただきました(恐縮です)
野帳をまとめこれから基本設計を行います。
目標予算があるのでどれだけのことが出来るか優先順位と予算の振り分けが勘所となりそうです。

-2025.11.27-
重要事項説明
先週はご家族で書いたアンケートの内容を確認後 ヒアリングと妄想の時間を取りました。
それぞれ思い描く身の丈の暮らしを共有することが出来ました。
本日は全体のスケジュールと作業予定を組み込み これからの進み方を共有させてもらい建築士法で定められた重要事項説明を行いました。
次回は契約、現況調査(住宅医による性能向上診断)へと進む予定です。
