建築現場日記
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テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)

-2016.11.16-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)今週の現場

本日は午前中はプレカット打ち合わせ。
出席者は、材木会社、プレカット担当者、材料担当者、工務店監督、サッシ屋さん、構造設計者というメンバー。
再確認事項と質疑回答を交えてみっちりやりました。
懸案だった雨戸問題についても良い解決策が出てきました。
保留事項にからむ変更箇所は午後からクライアントに確認する予定です。
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そして、午後からは配筋検査に立ち会うため現場に向かいました。
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基礎鉄筋の組み方は設計図に記されています。
図面に基づいた施工となるのが普通ですが、解釈の間違い、勘違いなどが起こるケースがあるので注意が必要です。
施工前に質疑回答を経て、注意点について図面の理解を深めてから鉄筋の加工を行う事が大切です。
基礎工事の担当会社さんは以前にFORMAの設計に関わって頂いたことのある業者さんだったので比較的スムーズに図面の理解を深めていただけました。
現場でのチェック事項は、立ち上がり部分、スラブ(べた)部分各部において鉄筋の径、ピッチ、定着長さ、重ね継ぎ手長さ、端部の形状、かぶり厚さ、サイコロのピッチ、結束の程度、コンクリート打設前の準備状況等々確認していきます。
コンクリート打設計画書もこちらの意図がしっかり伝わっており、呼び強度も27N/MMです。
業者報告も問題なし、瑕疵保険検査員も合格、監理者検査も合格となりました。

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現場でクライアントにお会いでき、状況、結果もお伝えできました。
プレカット打ち合わせ時の承認が必要な部分も即答頂き、早速関係者に展開出来ました。
ご協力ありがとうございました。

-2016.11.11-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)今週の現場

地盤改良工事が終わり、基礎工事の着工です。
初日以降は地盤改良から出た排出土の搬出処分、改良の深度が深く、添加するセメント量も増える事から、排出土は多くなります。
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これは堀方が終了し転圧後の状況です。
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その上に防湿シートを敷き、継ぎ目がないようにテープでふさぎます。
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重ね合わせ部分寸法、ジョイントのテープ貼りもOkです。
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そして捨てコンクリート打設。
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翌日は墨出し、ベース止めカ型枠設置です。

-2016.11.6-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)今週の現場

地盤改良が始まりました。
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再度、配置とGL設定を確認し地盤改良の杭配置を確認しました。
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_5,6は既にプラントに投入済
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重機、材料の搬入後、オーガーの検尺口径に間違いがないか確認。
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湿式の柱状改良となるため、先行掘りをして、地盤面下の土質と水位を確認しました。
土質は地盤調査の際に報告のあった内容と同じ土質であることを確認。
N値の小さくなる変わり目の土(粘土)を触ると指の力で簡単につぶれるほどの柔らかさでした。(鉄筋を刺すと小さな力でズブズブと入ります)
こうして、実際に触る事でN値の感覚が身に付くように思います。

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GL-2000までの間に水位が無い事を確認。(その他の地盤改良箇所も全て水位の無い事を確認してもらい報告されました)
「そよ風」(太陽熱や夜間の放射冷却など自然のエネルギーを利用して室内に快適な温熱環境を生み出すシステム)
は基礎のコンクリートに蓄熱します。
地盤面下2000以内に地下水位があると熱が逃げやすいという事で基礎下に断熱材を敷く仕様となります。
テイネンゴノイエ#03では断熱材不要となる仕様で進めます。(メーカーの基本仕様は断熱材無し)

現場の城陽市ですが、打ち合わせ時から、工事に入って、いつ来ても良い天気恵まれています。
城陽市の晴天率がすごく高いような気がします。
FORMAの自宅は亀岡なのですが冬場は霧が出るので午前中は曇りのような天気が続くのでうらやましい限りです。

その後、クライアントも立ち寄られ完成後の家具を選んでおられるとの事で、合いそうなお店の紹介をさせて頂きました。

-2016.10.25-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)今週の現場

工程表の提出を待っているところですが地盤改良の日程が決まったと連絡がありました。
11月4日に地盤改良が始まるとのことです。

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地盤改良が二日ほど、後に基礎工事着工し11月末頃には上棟というところでしょうか。

次回の打ち合わせの資料作成中にあった報告でした。

-2016.10.15-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)地鎮祭

秋晴れの雲ひとつない青空。
今年初めてなくらいきれいな空との事。
そんな日に地鎮祭がとり行われ工事の安全と無事を祈願していただきました。

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材木屋さんの番頭さんもお手伝いが様になっています。

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職人さんたちの紹介をして目出度くお開きになりました。

その後、縄張りをして配置の確認を行いました。

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道路側の境界線がはっきりしていない箇所があるので、北側のCBを基準に東側の境界ブロックからの距離を基準にして配置しました。(クライアントご確認ください)

工務店さんには前日から設営、当日の準備、神主さん送迎までご協力いただきありがとうございました。
近隣の挨拶も終わり、後は工事日程の調整が整い次第、着工となります。

-2016.10.7-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)

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契約が無事終わりました。
いよいよ、工事が始まります。
クライアントから「よろしくお願いします!!」とのお言葉に気も引き締まりました。
FORMAと工務店とで気持ちを込めて良い家となる様に進めて行きます。

地鎮祭の日程も確定しました。

これからは、設計ブログ→工事ブログに移ります。

-2016.10.1-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)見積もり提出

外壁材が利口な価格で手に入りそうだ。
実施設計中に設備の仕様変更した分が思う様に金額が下がらない。
仕上げの工程を合理化出来る仕上げが有り職人さんの手間が少なく出来コストが下げられる。
以前使っていた雨戸がカタログから無くなり、代替としてシャッター選択としたところが増えた。
価格交渉の結果、専門業者さん達が協力してくれた。
前回の見積もりの数量間違いを正すと増えた。
見積もりの重複部分があり、減額出来た。

一歩進んで、一歩下がる。いや1.5歩進んで一歩下がるくらいだろうか。
前には進んでいる。

クライアントの予算に近づけるように、チェックとトライを繰り返す。

設計事務所の仕事は図面を描く事だけではなく見積もりが設計通りかどうかを見極めコストのバランスをチェックしクライアントの立場に立って交渉するという側面もある。

話は変わるが「そよ風2」(太陽熱や夜間の放射冷却など自然のエネルギーを利用して室内に快適な温熱環境を生み出すシステム)
を使用するテイネンゴノイエ#03 工務店、FORMAにとっても非常に多くの作業が生じる事になったもののクライントが気持ちよく暮らしてもらえる設備となるように全力で取り組む気持ちです。

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ー冬の日中ー

-2016.9.13-

@テイネンゴノイエ#03(そよ風のある家)実施設計 見積

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実施設計図の修正をしながら、金額の調整をしています。
仕様変更が可能な部分は限られていること、機器のグレードがアップする事を考えるとなかなか難しいところですが、基本設計時の見積もりと照らし合わせながら工務店の担当者と無駄が省けるように検討しているところです。
金額がまとまるのにはもう少し時間がかかりますが、クライアントも工事業者も納得してもらえる金額となるように交渉していきたいと思います。

今回は「そよ風」を使うので、作業量や施工方法を学ぶため、既にメーカーの講習会を受講してもらっています。
工務店側もおおよそイメージが出来ているようなので安心ですが工事前には再度、各工事業者に集まってもらい勉強会を行ってから工事に進むように段取りしてもらっています。