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FORMAの家デザイン

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テイネンゴノイエ #03

京都府城陽市

構造:木造2階建て

敷地面積:167 ㎡

延べ面積:123 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2017年5月

テイネンゴノイエ#03の特徴は、パッシブデザインの考え方をベースとしたソーラーシステムを取り付け、家全体の温度差が少なくなるように計画したことです。具体的には、空気集熱式ソーラーシステム、環境創機の「そよ風2」を使いました。

※そよ風を使ったTさんの暮らし
冬の使い方としては、日中はそよ風と太陽の直射日光(ダイレクトゲイン)が部屋を暖めてくれます。日が落ちると徐々に室温が下がりますが、蓄熱された床下からの放熱で夜も暖かく、一番気温が下がる朝に2時間ほどエアコンを運転し、快適温度に到達したら翌朝までエアコンなしでOKだそうです。 体感温度は人それぞれ個人差がありますが、壁、天井、床の表面温度も室温に近い温度です。
そして、冬場の暖かさはもちろん、夏場も外気が38℃近くになった時でも室温は30℃以上(エアコン使用無し)にはならないデータがでました。夏も冬も体への負担が少ないのはとてもうれしいことです。

予想以上に満足していると、住まい手のTさんはおっしゃいます。ご主人は定年後から家事を始められたり、お互いを尊重しながら、お二人の暮らしを楽しまれています。「夫婦二人のための家を建てられてよかった」とおっしゃるTさんご夫婦です。

定年後の家と子育て世代の家では、大事に考えることも変わります。永く安心して暮らせることは同じですが、ご夫婦二人の暮らしやすさをより大切に考えています。

うちんく

京都市東山区

構造:木造2階建て

敷地面積:114.90 ㎡

延べ面積:74.54 ㎡

家族構成:夫婦 子ども2人

竣工:2016年10月

「うちんく」は、土佐弁で「わたしのいえ」という意味です。場所は京都東山の静かな住宅地、土佐出身のご夫妻と男の子2人のM さんご家族の住まいです。
自然素材を使い、狭くとも明るく日向のような心地良い空間があり、簡素だけど機能性・合理性を備えた家がほしい。次の世代に住み継ぐという思想で、定期的な点検、簡易な修繕を行い建物の寿命をのばして価値を維持、価値を高めるくらいの 意識でいたいと思います。ご相談にこられたM さんご夫妻の思いでした。
ご夫婦ともに本を読むのが好きです。小さなお子様二人ですので、ゆっくりされる時間がなかなかとれない時期ですが、日々は夫婦共働きの暮らしが活動しやすいこと。そして休日はゆっくり読書や、居間からつながる縁側、庭でくつろげるゆとりのある 住まいになりました。
時間にゆとりができたら家庭菜園を愉しみたいとおっしゃるM さんは、寒いのが苦手だそうです。寒い京都の冬に、自家製野菜を使ったお鍋を家族で楽しめ、ほっこり温まれたら素敵だな。そんな光景をイメージしながら計画が進みました。

サルトリイバラハウス

京都市西京区

構造:木造2階建て

敷地面積:96 ㎡

延べ面積:86.44 ㎡

家族構成:夫婦、子供2人

竣工:2015年12月

サルトリイバラハウスは京都市西京区の駅から近い場所にあり、古家がある土地を購入され建て替えられました。 ご夫婦共働き、子供たちも早くはない帰宅時間で、平日はご家族でゆっくりくつろぐ時間は少ないということでした。 全体がコンパクトなので、何をするスペースを優先するかが大事でした。 住まい手のKさんご家族とお話しすると、リビングに移動してくつろぐというより、ダイニングが、食べる、勉強する、本を読む、くつろぐ場所で、日々の暮らしの中心になっています。 いろいろな活動や作業をしやすく、かつ、ゆっくりくつろげるスペースにしようと計画が始まりました。 そして、忙しいご夫婦が日常の家事がしやすいのはもちろん、その合間に、好きな写真を見たり、レコードを飾ったり、ホッとできるところが少しずつある住まいになりました。

ツドウイエ

大阪府北摂

構造:木造2階建て

敷地面積:237.52 ㎡

延べ面積:181.19 ㎡

家族構成:夫婦 子供2人

竣工:2012年7月

完成してから7年後に撮影をさせていただきました。当時はお子さんが小学生と中学生でした。1匹の家族が増えたりお子さんが成長されて離れて暮らされるようになったりされていますが、ていねいな暮らしは当時から変わらず訪れるたびに手入れのいきとどいた暮らしを感じます。

設計当時は、物選びの楽しさをたくさん感じられた家づくりされたと思います。家の完成時に「とても楽しかったです」と感想をいただいたのが印象的でした。

ガラスの創作活動を楽しみ、ペットとの暮らしを楽しみ、家族を大事にし、暮らしを大事にし、家を大事にし、家族が仲良く「ツドウイエ」は、ていねいな暮らし方のお手本にしたい住まいです。

Tiny House

京都市伏見区

構造:木造2階建て

敷地面積:78 ㎡

延べ面積:42 ㎡

家族構成:1人

竣工:2015年9月

タイニーハウスは伏見の古くからある街の中にあります。家族で暮らした築50年の住まいの建替えです。 冬は寒くて、築50年をひしひしと感じるところが多々あり、広さも含めて一人で住むには暮らしにくい住まいでした。引っ越しも考えられたのですが、一人で暮らすための規模も予算もコンパクトな住まいができないものかとご相談におこしいただいたのがSさんとの出会いでした。引き継いだ住まいや土地を一人で維持していくための方法として、賃貸での活用も含めて考えています。 コンパクトならではの動きやすさとこもった感を持ちつつ、せせこましさを感じさせない吹抜けや視線の抜けをつくり、自分で手を加えられる楽しみも残しています。

カジュトクラスイエ

京都市西京区

構造:木造2階建て

敷地面積:164 ㎡

延べ面積:98.64 ㎡

家族構成:夫婦 子ども2人

竣工:2014年1月

「カジュトクラスイエ」は家のちょうど裏側にある小さな川沿いに、八朔、檸檬、柿、栗、たくさんの実のなる果樹が緑豊かに並んでいます。ちょうど秋から冬にかけての工事中は八朔や檸檬がたわわに実り鈴なりでした。
ご家族はご夫婦と小さなお子様が二人。元気で明るいご家族と、たくさんの果樹と、家の前にある大きな大きな山桜。街中の家でありながら、緑と四季がとても身近に感じられます。山桜はご主人の小学校入学の記念樹です。
大きくなった桜は家が完成した2014年の春も満開でした。「落ち葉の掃除が大変なんですよ」とおっしゃるものの、お隣のご実家のお父様がいつも掃除をしてくださるようです。お家が完成した日も、撮影の日も、お隣のおじいちゃんと遊ぶ子供達が2階の窓から見えました。ほのぼのする光景がとてもよく似合う家です。

テイネンゴノイエ #02

京都府亀岡市

構造:木造2階建て

敷地面積:93.77 ㎡

延べ面積:73.57 ㎡

家族構成:夫婦

竣工:2013年10月

住まい手は、FORMAの自宅近くにお住まいの父母世代からの知り合いのご夫婦お二人。
「自分達より若い世代の人に頼んだ方がいい。」そう思われて、FORMAへ設計の依頼をしていただきました。
ご要望は、
・年を重ねてもできるだけ永くそこで暮らせる家にしたい。
・少しでも地球環境にやさしい家がいい。
・その他のことは中西さんにお任せする。
ということでした。
ゆったりと朝食をとるゆとりや、家を飾る楽しさを感じる、引っ越されたご夫妻からの感想が、これからのご夫婦お二人の新しい暮らしが見えてくるような気がします。

Domaine T

京都市上京区

構造:鉄筋造3階建て

敷地面積:57.97 ㎡

延べ面積:90.20 ㎡

家族構成:夫婦、子供2人

竣工:2013年3月

DomaineT は京都御所の北、交通至便な場所に築30数年経つ家屋の建て替えです。 ご依頼時は飛騨、その後関東に引越され、遠距離での打合せとなりご相談から1年半後の完成です。 お互いのイメージや思いを共有することに時間をかけました。 好みのテイストや素材、又はその組み合わせ、背景について様々なお話しを伺い、方向性を決めた後に計画を行いました。 当初は木造3階建てのプランでしたが、自由な平面計画が出来るように鉄骨造に変更となりました。 この変更によるコストUPをいかに抑えるかについても、計画の大きなポイントとなっています。 外観は美観地区規制のため京都の町家の意匠を踏襲する必要が有ります。 又、準防火地域のため開口部、屋根、軒裏、垂木は金属やモルタル素材に置き換え構成しています。 一方、内観は工場やワイン醸造所のような無骨なつくりがいいというイメージの共有ができていたので、鉄骨の構造部材(H鋼やブレース、胴縁)をあえて見せる仕上げとし白の塗装を施しています。 空間構成はひとつながりのワンルームで間仕切りは最小限。 ワンフロア10坪足らずの空間を圧迫感を無くし緩やかに仕切る為カーテンを使っています。 これら、内装をそぎ落とす事で工事費を抑える事につながっていますが、断熱性能については外断熱で等級4以上の性能を持たせています。 暮らしの要素である「居・食・育」を多様に楽しめる場(用途を限定しない場)を立体的に振り分けることで、クライアントの思い描くライフスタイルを実現できる家となりました。

カエルイエ

滋賀県大津市

構造:木造2階建て

敷地面積:287.52 ㎡

延べ面積:109.84 ㎡

家族構成:夫婦 子供2人

竣工:2012年2月

自分達らしくを追及していた夫婦2人の時より世界が広がった。子供がいるから、自分の小さなころを思い出し、自分の中の潜在的な思いに気付くことができた。和室で遊んだ記憶、屋根に上った思い出。

「星空を眺める」
父とはできなかったことを、息子としたいと思うようになった。子供は気持ちの良いもの、気持ちの良い場所を感覚でつかむ。無垢の床に寝転がること、2階の隅っこに座ること。
この子達の成長と共に自分達らしく創り上げていくイエ。おおらかにのびやかに、気持ちがゆたかになる住まい方ができるイエ。カッコ良くてもかしこまっていないといけない暮らしではなく、子供がいて汚すのは当たり前を自然に受け入れられるイエ。幼かった頃、兄弟で和室で遊んだ懐かしい思いが感じられるイエ。
家族がカエルイエ。
兄弟がカエルイエ。

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