ミライマ

-2025.8.24-

井戸への妄想 発散編

「井戸からはじまる何か」を妄想するイベント、〈プロセスの共有〜かたちの理由〜〉がミライマで行われました。

さて、その妄想はどんなものだったでしょう。

井戸の上屋のカタチを考えることを通して、井戸のある場でなにがしたい?なにができる?を妄想することを面白そうと思って参加してくださったのは、小学生から50代までの男性たち。

今回の参加者は全員が男性でした。男性ばかりというこの偏りはどうしてでしょう(笑)

自己紹介では、井戸や水への思い出や思い入れも話していただき、それぞれの背景をやんわりと知りながらはじまり、井戸の簡単な歴史も少し。

そのあとは、現地でどんなところを見たり、どんなことを想像するとより広がるのか設計者テルさんが少し話し、実際に井戸のある場を見に行きました。

ミライマの建物の裏側に位置する果樹のある畑に井戸があります。

今は、栗や柿、柚子がたわわに実をつけ青々とした状態です。

現地を見たあとは妄想タイム、そしてみんなで妄想シェアタイムです。

濾過システム、大屋根、工場、発酵、覗き込まない見上げる、ビオトープ、ベンチ、アプローチ、カフェ、サウナ、、、

面白そうなアイデアやキーワードが次々出ました!

それらのアイデアやキーワードは、これまでの体験や知識、関心を向けていることから出てきているものだとすると、自分以外の人の妄想が自分の枠をこえ、それが響くものであったかもしれません。

オッー、めっちゃ素敵、と、思うそのこと自体も人それぞれ。そして、どうして自分はそこに反応し、そう思うのだろう?

そこに、自分が意識していない何かがある。と思うと、人と一緒だからこそ、幅が広がり、知らない自分を知れることに繋がり、面白くなっていくのかなと思います。

この辺りは、住まい手と話しながら進める設計のプロセスと同じです。

今日は発散発散、ここまでで終了です。

次回は収束、そして、カタチ、素材、工法、コスト、、、へと続く予定です。

参加してくださったみなさんありがとうございました。

次回もよかったらご参加くださいね。女性も大歓迎です。

人と妄想を共有し、自分の枠を広げながら面白いものを作りましょう。

プロセスの共有〜かたちの理由〜