works
本町の家

京都府亀岡市

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居間からキッチン : 左上のハイサイドから光が差し込む設計。隣地の家屋からの目線が気にならず落ち着ける空間となっています。通風は地窓(低い位置にある窓)から行われ、東西南北と風の通りを考慮しています。

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LDKから中庭 : 建具が全て開く事で空の見える部屋とつながります。工事中この場所にハンモックを付けたいとの事で、急遽ハンモック用の金具を取り付けています。

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回廊の家具 : 手前は廊下、家具の向うは階段となっています。照明で家具が浮かび上がるような照明効果を計算しています。

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階段 : 左は床材と同じアッシュ材、右は白い壁、採光のための窓を設けています。

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事務所の入口 : 左は作業場、右は事務所となります。搬入の都合で巾の広い開口が求められ1.6m程の引戸となっています。ガラスは今では少なくなった「すりガラス」でぼかしを入れています。

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夜景 : ボリュームを押える為スチールの丸柱としたガレージ。その向こうに暖かい光を灯した建物がやさしく迎えてくれます。

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道路側ファサード : 旧城下町の趣が残る通りに面しています。カタチはしっくい塗りの蔵をイメージさせる庇をガレージの屋根として、その前にコンクリートの塀を立てています。素材は、コンクリートの表面に杉板型枠の木目を転写し、解体前に出てきた石を床材として使用しています。

outline

構造:木造2階建て / 敷地面積:293.73 ㎡ /
延べ面積:232.64 ㎡ / 家族構成:夫婦 子供3人 / 竣工:2008年12月

explain

住宅の用途ととして「事務所併用住宅」にしたいという要望があり、1階は事務所と和室(ゲスト用)、2階が住宅という構成となりました。住宅の中心に中庭を設けることにより、周囲を住宅に囲まれた敷地でありながらプライバシーをしっかり守り、気持ちよく外とつながる設計となっています。

1階は、事務所スペースと和室(ゲスト用)となります。相互の間に土間をつくる事で、それぞれの領域が程よい間合いになるよう設計しています。事務所スペースでありながら落ち着きのある空間となっています。2階は、中庭を中心にして回廊のようにLDK、子供室などを配置させ、ゆったりと寛げる気持ち良い空間となっています。

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