ARCHITECTURE DIARY

建築現場日記

クラノイエ

@クラノイエ ファサード

只今、見積が出るのを待っています。

その間にファサード(外観)を検討しています。

以前は蔵の形をどのように残すかを考えていました。

例えば元々の作られた素材や形態を踏襲し保存承継につなげるスタンス。

当然仕上がりは THE KURA となります。

 

先日、お施主さんと外観を見ながら話していると

「今のこの外観気に入ってるんですよね♡」

見上げると、蔵を住居に改装した変遷の爪痕が愛おしく見えてきました。

 

蔵をクラノイエとする為には保存承継のアプローチとは違う方法がよさそうです。

 

蔵のフォルムは残しつつ今までの変遷に敬意を払いながら今の技術と材料を使い構成しなおすという表層のデザインで妄想してみました。

 

基壇のような石積の上に建っているので 1階部分はそのまま横の目地が出る材料を貼、2階は工業素材の鋼板を貼り耐候性に備える考え。

1階は発売当初から気になっていた素材がぴったりくるのではとピン!ときました。

 

話はそれますが、「具体美術」を率いた吉原治良氏の本拠地「グタイピナコテカ」 これが正に蔵なのです!

そして三棟続いているのも クラノイエと同じ! 驚きです^^

 

        

外部はあまり手を加えていないようですが 壁面の鎧のような塗回しのスケールが印象的です。

 

依頼主もデザイナーなのでこれもまた アートつながり。

次回に見ていただくのが楽しみです!