住宅アーキテクト

中西義照のブログ

@蜻蛉庵(びおソーラーのある家) 地盤調査 について

こんにちは京都の設計事務所FORMA建築研究室

中西義照(てる)です^^

 

地盤改良は11日に完了

埋蔵文化財の立ち会いは13日に調整済み

14日からは基礎工事が始まりました。

・掘削 (掘る)

・地業(砕石、締固め)

・防湿シート(地中からの湿気が上がってくることを防止します)

・捨てコンクリート(スミダシをするための平滑な面をコンクリートで作ります

・すみだし(配置をコンクリート面に墨で書く事)

・配筋(鉄筋を組み立てます)

 

前回の地盤調査についての補足

 

住宅の場合はスエーデン式サウンデイングで行う事が多い。

 

今回はサウンデイングの掘削能力の限界があり調査が出来ないという事態となりました。

 

赤の部分が自沈層、黄色の部分層厚(約50cm)の最深部で貫入不能。

この場合の判定としては自沈層があるので地盤改良が必要という事になります。

 

でもここで疑念が!

50cmの層厚の下に自沈層があったらどうする? です!

 

計画建物の設計用接地圧(常時) 30 kN/㎡なので50cmの層で建物を支える事が出来るのか地震時を考えるとだいぶ不安です。

 

建築基準法においては建物の大小に関わらず、

 

[自重による沈下その他の地盤の変形等を考慮して建築物又は建築物の部分に有害な損傷、変形及び沈下が生じないことを確かめること。
地盤の沈下・変形は常に考慮する必要がある]

との解釈があります。

 

思いつく策としては・・・

 

近隣データによる裏付けが出来ないか? →できない場合は現地において掘削能力のある工法での再調査

 

先ずは近隣の地盤調査データから類推する。という事で過去の地盤調査データを集めました。

結果は計画地から数百メートル離れたボーリングデータが数か所見つかりました。

地盤高さや地形を見比べて推察するも離れていて地形が異なるため決め手にはなるような信憑性が得られませんでした。

 

ここでお施主様にも状況報告し 再調査の了解を得ました。

 

掘削能力の高い標準貫入試験(ボーリング)を行います。

調査の結果 2.5m~6.5mまでは固い層 6.5~7mはN値 6程度。

 

 

この段階で計画建物に対する二層地盤の検討を行い強度的に持つかどうかを判定したところ

OK!との結果が出ました。

予定通り2.5m~3mの改良を行う事になりました。

 

今回のケースでは地盤調査による確認をしたからこそ安全性について確たる計算結果を導く事が出来ました。

もしこの確認を行わず、地盤の状態が悪かったらと思うとゾッとします。

 

お施主様は高い建築費をかけて家を建てるのに地盤の安全性について確認する事は当たり前の事です。

 

今回の調査で感じたのはスエーデン式サウンディング調査の限界です。

そして不明な部分は確かめるという意思の強さを持つという事。

 

貫入不能と言われても他の調査方法があります。

判断が出来ない場合は迷うことなく他の方法を選択しましょう。

又は近隣の地盤調査データを探される事をお勧めします。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

京都 亀岡 の設計事務所 FORMA建築研究室 「合気道建築家」 中西義照(てる)でした。^^

 

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