ARCHITECTURE DIARY

建築現場日記

O House(仮)

@ o house 鉄筋工事 検査

鉄筋工事が完了しました。

整然ときれいに組まれていますね!

鉄筋工事の検査の良し悪しは 先ずは第一印象で決まるといっても過言ではありません。

 

きれいに組まれた鉄筋は美しいです。

 

一定のルールに沿って加工され組まれた鉄筋は迷いがなく自然にきれいに組みあがります。

不明確なところがない分 潔さと美しさが出てくると思っています。

 

ぱっと見が美しくないものは細部を見ると更によくないことが多々あります。

 

同じ材料でも関わる人で大きく変わるものなのです。

 

全物件、構造計算を行い仕様書を整えているのはそのせいでもあります。

 

 

端部の処理・定着(鉄筋の継手の重ね代)・鉄筋の空き寸法・かぶり厚さ(鉄筋とコンクリート表面までの距離)・鉄筋の配置寸法 等々

 

 

 

奥の赤い部分は工事最初に下部主筋の高さを調整する為の捨て鉄筋に錆止めが塗られたもの。

建築基準法ではここまで記載はありませんがかぶり厚さが取ることが出来ない部分となる為に任意で錆止めのために塗装を施しています。

 

瑕疵保険会社(j社)の検査員をしているのでやっていて当たり前の処置ですが、他現場ではしていないところもよく見かけます。

 

 

かぶり厚さを確保する為のコンクリートブロック 高さを70mmとしています。

通常は60mmを使われるところが多いのですがかぶりがしっかりとれるように保険として70mmを使うことが多いです。

 

また、スラブ下の地業に捨てコンクリートを打設しない現場も多くあります。

鉄筋工事の際に鉄筋を踏むとコンクリートブロックが土にめり込み かぶり厚さの規定値である60mm以上が確保できない事がよくあります。

コンクリート打設時も鉄筋を作業員が踏むことになるので知らない内にかぶりが確保できていないケースもあると考えられます。

 

捨てコンクリートをしっかり打ちかぶりもしっかりとれる部材をつかうことで施工誤差のリスクから解放される設計をしています。

スラブ厚さも通常150mmのところ180mmとして劣化に配慮しています。

 

立ち上がりのSTR(スターラップ)という部材にはフックを必ず設けるのも標準設計です。

 

というわけで検査は無事合格です!!