建て方です!
天気予報では昼前から雨の予報でしたが、しっかり晴れ!
監督の澤田くん、今までは建て方雨男だったらしいのですが本日は快晴となりました^^
大工さんたちが同世代のせいかすごく楽しそうでした^^
早乙女重機 オペさんは漢という感じのギャップで密かにウケてたのは内緒です^^
夕方には屋根の下地とタイベックルーフライナーまで完了。 雨仕舞もばっちりです。
雨は結局降らずにありがたいことです!
建築の神様に感謝^^
明日は現場打ち合わせです。
土曜日は お施主様との打ち合わせ。
以前に選択した仕上げの再確認。
玄関の明るさの程度を説明する場面がありました。
個人差が非常にあるので口頭では誤解を招く可能性があり、数値で伝えてもわかりにくい。
BIM(ビルデイングインフォメーションモデリング)であるARCHICADで設計しているので先日ブログに書いた
Twinmotionの記事
で見てもらうとわかるかなという事で見ていただきました。
結果、程度をつかんでいただき選択の手助けとなりました。
設計ツールとして使えるという実感を得ました^^
設計の仕事も技術の発達に伴いどんどん変わっていくと思います。
5年ほど前からBIMの取り組みをはじめましたが実施物件に使い出したのは3年ほど。
関連してレンダリングソフトが大きく変わり、プレゼンテーションの表現方法に幅が出てきました。
幸いにARCHICADとの親和性の高いソフトが使えるようになったのでこれからどんどん使っていきたいと思います。
図面を通しての打ち合わせと合わせてより現実に近いものを見ながらの方がズレが少なくなるから。
お施主さまにもわかりやすい設計を目指していきたいと思います!
小菅工務店の澤田さん
しっかりと先々の事を相談してくれるので助かっています。
更に時々忘れを防止するためにチェックリストを作ってくれるなどありがたい^^
本日は配筋検査。
予定より早く着いたにも関わらず全て完了していました。
パッと見てもきれい!
細部も気遣いのある仕事がしてありました。
ボクは瑕疵保険の検査員をしています。
過去百件以上の配筋検査を行っているので様々な仕事を見ています。
自分の設計の現場でこのように気が利いた仕事がしてあるとうれしくなっちゃいます。
例えばべた基礎部分のかぶり厚(60mm以上でないとNG)
大抵の現場では60mmのサイコロ(コンクリートの直方体) こちらは75mm物を使っています。
下がってもかぶりが取れるようにという配慮^^
そして、高さ調整のネコ(鉄筋のズンギリ)に防錆塗装!
これもボクの行う瑕疵保険会社では以前から指摘していたことをしっかりやってくれています^^
職人さんの顔は見えなくても 仕事から伝わってくるものが有ります!
べた基礎ベースのコンクリート打設を行います。
こんにちは京都の設計事務所FORMA建築研究室
中西義照(てる)です^^
地盤改良は11日に完了
埋蔵文化財の立ち会いは13日に調整済み
14日からは基礎工事が始まりました。
・掘削 (掘る)
・地業(砕石、締固め)
・防湿シート(地中からの湿気が上がってくることを防止します)
・捨てコンクリート(スミダシをするための平滑な面をコンクリートで作ります
・すみだし(配置をコンクリート面に墨で書く事)
・配筋(鉄筋を組み立てます)
前回の地盤調査についての補足
住宅の場合はスエーデン式サウンデイングで行う事が多い。
今回はサウンデイングの掘削能力の限界があり調査が出来ないという事態となりました。
赤の部分が自沈層、黄色の部分層厚(約50cm)の最深部で貫入不能。
この場合の判定としては自沈層があるので地盤改良が必要という事になります。
でもここで疑念が!
50cmの層厚の下に自沈層があったらどうする? です!
計画建物の設計用接地圧(常時) 30 kN/㎡なので50cmの層で建物を支える事が出来るのか地震時を考えるとだいぶ不安です。
建築基準法においては建物の大小に関わらず、
[自重による沈下その他の地盤の変形等を考慮して建築物又は建築物の部分に有害な損傷、変形及び沈下が生じないことを確かめること。
地盤の沈下・変形は常に考慮する必要がある]
との解釈があります。
思いつく策としては・・・
近隣データによる裏付けが出来ないか? →できない場合は現地において掘削能力のある工法での再調査
先ずは近隣の地盤調査データから類推する。という事で過去の地盤調査データを集めました。
結果は計画地から数百メートル離れたボーリングデータが数か所見つかりました。
地盤高さや地形を見比べて推察するも離れていて地形が異なるため決め手にはなるような信憑性が得られませんでした。
ここでお施主様にも状況報告し 再調査の了解を得ました。
掘削能力の高い標準貫入試験(ボーリング)を行います。
調査の結果 2.5m~6.5mまでは固い層 6.5~7mはN値 6程度。
この段階で計画建物に対する二層地盤の検討を行い強度的に持つかどうかを判定したところ
OK!との結果が出ました。
予定通り2.5m~3mの改良を行う事になりました。
今回のケースでは地盤調査による確認をしたからこそ安全性について確たる計算結果を導く事が出来ました。
もしこの確認を行わず、地盤の状態が悪かったらと思うとゾッとします。
お施主様は高い建築費をかけて家を建てるのに地盤の安全性について確認する事は当たり前の事です。
今回の調査で感じたのはスエーデン式サウンディング調査の限界です。
そして不明な部分は確かめるという意思の強さを持つという事。
貫入不能と言われても他の調査方法があります。
判断が出来ない場合は迷うことなく他の方法を選択しましょう。
又は近隣の地盤調査データを探される事をお勧めします。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
京都 亀岡 の設計事務所 FORMA建築研究室 「合気道建築家」 中西義照(てる)でした。^^
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