SPEC & DESIGN

性能・デザイン

家の性能

数値で表す性能基準
耐震、断熱、気密

家の基本性能を数値化する

構造体や断熱、気密等の家の基本性能は、目に見えないところなので、デザインや間取りといった目に見えるところに比べ分かりにくくてこれくらいでいいだろうと思いがちかもしれません。

しかし、基本性能といわれるところこそ、将来かえることができにくく、暮らしはじめてからのコストや、安心安全といった家の居心地につながる大事なとろこです。

FORMAでは、以下の数値を目標基準としています。

  • 耐震等級:3※1
  • 省エネ等級:4※2
  • UA値 ≒ 0.5W/m²K
  • Q値 ≒ 2.0W/m²K
※1 建築基準法の1.5倍の地震に対抗できる性能
※2 次世代省エネ基準

目に見えないところをどうして判断するのかと思いますが、耐震、断熱、気密等、家の基本性能は数値化することができます。
ですので、性能値を確認することで、見に見えない部分の家の居心地が見えてくることになります。

断熱性能、気密性能を高めると、冬場、南窓からとりこんだ太陽の熱を保ち、熱の逃げにくい家になり、熱を逃げにくくすると、電気やガスや灯油といった既存のエネルギーの消費を抑えることができます。

暑さ寒さへの対応が足りない場合にだけ、エアコンの冷暖房や、電気、ガス、灯油、薪ストーブなどの暖房で補います。

高気密高断熱の住宅にすることで、ランニングコスト(光熱費)を抑え、燃費のいい家になって、人にやさしいだけでなく、家計にもやさしい家になります。

FORMAでは、住宅の外皮性能予測、外壁・屋根の結露の発生シミュレーション、一日の室温変化シミュレーション、冷暖房の能力算定シミュレーション、光熱費のシミュレーション、それぞれを予測しながら設計をしています。

UA値(外皮平均熱貫流率)とQ値(熱損失係数)の実例

UA値
(外皮平均熱貫流率)
Q値
(熱損失係数)
テイネンゴノイエ#030.551.89事例を見る
ほどよい家0.541.97事例を見る
サルトリイバラハウス0.441.71事例を見る
タイニーハウス0.421.74事例を見る
カジュトクラスイエ0.541.77事例を見る
O-house0.401.48事例を見る
2.5階の家0.572.11事例を見る
Alley House0.411.72事例を見る
とんぼあん0.491.74事例を見る
音楽室のある家#020.391.74事例を見る

パッシブデザイン

冬は暖かく
夏は涼しく

パッシブデザインとは

パッシブデザインというのは、太陽の熱や光、風や気候などの自然エネルギーを建築的にコントロールして、温熱環境を整えようとする設計の方法です。

山や田畑、自然豊かな場所に暮らす家だけではなくて、どの家にも、太陽の熱や光、風、気候、景色といった自然環境が家をとりまいています。どの家も自然の中に家を建てているということです。

建築的に自然エネルギーをコントロールするというと難しいようですが、風の通り道、明るさの調整、冬は熱を取り込んだり蓄えたり、夏は熱を逃がしたり、といったことを季節に応じて上手にいかす設計とすることです。

例えば、扇風機など風があると涼しさを感じることができるように、窓を家の対角に配置したり、風の通る方向を把握したり、自然の力で風が通るように考えることです。

冬の熱の取り込みには、窓からのダイレクトゲイン(太陽光)の他、パッシブソーラー集熱システム(そよ風、びおソーラー等)を取り入れることもあります。取り込んだ熱は、コンクリートや土壁、石材等の蓄熱容量の高い素材に蓄熱させます。夜や曇った日など、温度が下がってくると蓄熱体から熱を放出させ室内を暖める簡単な仕組みです。

地域の気候特性を把握し、必要な性能基準と、自然エネルギーをコントロールする仕組みや考えを入れることで、春や秋のように過ごしやすい室温で暮らせる期間を長くする家を目指しています。

暮らしの工夫

高断熱、高気密、、パッシブデザインといったことの効果をより高めることができるのが暮らし方の工夫です。

窓の外側に簾(スダレ)やよしずを利用する。
グリーンカーテンを育てる。
夕暮れに打ち水をする。
南の庭に夏は陽ざしを遮り冬は陽ざしが射し込む落葉樹を植える。

住まい手ができる暮らし方の工夫はいろいろありますが、その効果も大きいです。
無理なくできることを少しでも取り入れる暮らしができるといいと思います。