住まい方アドバイザー 中西千恵のブログ

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-2019.11.13-

組紐(くみひも)「いち、に、さん、し」単純な繰返し。だからこそフッと違うこと考えたとたんに間違いそうになる~

  見てください!! いいでしょ~~~、めちゃ気に入ってます。   日本の伝統工芸、着物を着るときに最後にキュッと締める帯締めが組み紐なんですよね。普段着物を着る方はなじみ深いものなんでしょうが、こうしてブレスレットや小物として使えたら、組紐(くみひも)がすごく身近に使える物として使えるなぁと思いました。     映画「君の名は」で、一時期グーンと人気がでたらしい組紐(くみひも)ですが、映画にでてきたのは丸台。映画見ましたか?これはそれより初心者向けの台のようで、組紐(くみひも)の台は、技術や組み方によって種類があって、先生のお宅で見せてもらっただけでも4つ、5つほど種類がありました。ものすごく奥が深そうです。     まずこんなふうに8本の糸巻きの木のコマを先生にセットしてもらいました。正直、これだけでも、先生の手さばきというのか、糸さばきというのかわかりませんが、クルクルッ、ひょいひょい、って感じなんですよね~。先生なので当たり前なことなのかもしれないけど、そんなところにもいちいちスゴイなぁと思うのです。   さて、スタートです。8本の糸を「いち、に、さん、し」という組み方の繰り返し。小学生でもできる単純な組み方。でも、フッと違うこと考えたとたんに間違いそうになるー   無心、集中!おしゃべりなんて絶対できません(笑)     糸巻きのような木のこまが、コンってあたる音がすごくいい音で、そのリズムが心地よいなぁ〜 って、思ってたら、、、、 いつのまにか組み上がっていて、 わぁ〜うれしっーーーー♪ わかりますか?この写真の、上に向けて組紐(くみひも)が伸びてできていってるの見えますか?     自分で選んだ2種類の色をそれぞれ組んで、先生に結んでもらいました。     ジャーン♪ 2本の組紐(くみひも)を組み合わせて結び目をつくったブレスレットです。正絹の質感が伝わるかなぁ。     好きな色を選んだ、自分で作った、無心になれた、不器用な私でもできた、めちゃめちゃうれしい!!!     テニスで日焼けした娘の腕にも、鮮やかなオレンジがとっても似合って可愛いです。(でもこれは自分用♪)   組紐(くみひも)という伝統工芸ですが、高度な技術がいる組み方をできる人がだんだん少なくなってきてるらしいです。技術が伝わっていかないのは、もったいない。後継者ができるといいなぁと先生がおっしゃいます。     伝統工芸、日本に昔から伝わる技術、素晴らしいものがたくさんあるとは思っているものの、こうして体験してみてはじめて感じることがあります。自分で作る喜びは、見ているだけでは感じることができないし、体験って、自分の好きなことや、自分の興味のわくことや、自分で気が付いていない内にあるものに気が付くきっかけにもなるんじゃないかなぁ。   そんなことをとても思いました。モノづくりの体験、モノづくりの喜び、そして、それを使う喜び。 やってみたい方いらっしゃるかなぁ。不器用な私でもステキなブレスレットができた、組紐(くみひも)体験、ワークショップでやってみたいなぁと思ってます。     先生のInstagram、とっても素敵です(^^)/ https://instagram.com/yaekumihimo?igshid=120u7sjxtkkza       京都の住宅設計事務所「FORMA(フォルマ)建築研究室」の住まい方アドバイザー中西千恵でした。     プロフィールはこちらをどうぞ♪ ↓↓↓↓↓ 住まい方アドバイザー 中西千恵         いつも日常の中で気がついたことや、住まい方のヒントをFacebookで発信しています。フォローしていただけるととてもうれしいです。よろしくお願いします(^^)/   【中西千恵のFacebook】