京都の設計事務所 建築家 FORMA建築研究室

長岡京市の建築事例「音楽室のある家」

トップページ > 建築事例集 > 音楽室のある家

音楽室のある家

計画地は造成から30年以上経つ住宅地となります。
クライアントからは、
 1.完全分離の二世帯住宅。
 2.親世帯は落ち着いた環境で土と接する生活がしたい。
 3.子世帯は夫婦共通の趣味であるオーボエの演奏を楽しみたい。
というご要望をいただき、そこから自ずと親世帯は1Fに、子世帯は上階に、という構成が決まりました。

しかし、完全分離の2世帯としながらも双方の気配が感じられるつながる部分は必要だと考え、中庭を1Fから3Fまでを縦に貫くライトウェル(光の井戸)とし、各階にテラスやBALを設けてコミュニケーション出来るスペースを設けました。

上階の子世帯は、ひとつながりの住宅となっています。
通常楽器のための防音室といえば閉ざされた密室というイメージですが、開かれた(インタラクティブな)音楽室という位置づけとしました。 限られた空間を分節して閉塞させるよりより開放的でつながりを持たせる設計としました。それにより、演奏はもとより楽器の収蔵庫としてのギャラリー的な使い方も可能となりました。音楽室の周りは日常ではダイニングやキッチンの機能となりますが、友人たちを呼んで演奏する時などはホールのホワイエ(休憩室)のような使い方も可能となります。

1Fの親世帯は、前庭と中庭という2つの庭に面し、どの部屋からも庭を眺める事ができる開放的な空間となっています。

「音楽室のある家」が出来るまで(現場日記)